コンテンツにスキップする

ブレイナード次期FRB副議長、高インフレ抑制が最も喫緊の課題

更新日時
  • 誰も置き去りにすることのないような回復も維持へ-証言テキスト
  • 財務次官ポスト含め幾つもの金融危機に対処した豊富な経験に言及

バイデン米大統領が先に連邦準備制度理事会(FRB)副議長に指名したブレイナード理事は13日に行う上院銀行委員会での指名承認公聴会で、包摂的な景気回復を維持しながら、高インフレの抑制に取り組んで2%の物価目標にまで沈静化させることが連邦準備制度にとって最も差し迫った課題であるとの考えを示す。証言テキストが12日に事前公表された。

  ブレイナード氏はその中で、「インフレ率は高過ぎて、全米の勤労者は自分たちの給与がどの程度までそれを反映することになるのか心配している」と指摘。「当局の金融政策運営は誰も置き去りにすることのないような景気回復を維持しつつ、インフレ率を2%に落ち着かせることに重点を置いている。これがわれわれの最も重要な課題だ」と強調した。

Fed Chair Powell Speaks At Fed Listens Event
ブレイナードFRB理事
 

  ブレイナード氏が証言する上院銀行委の指名承認公聴会は米東部時間13日午前10時(日本時間14日午前0時)に開始の予定。同氏は、FRB理事任期満了まで2週間余りを残して14日で辞任するクラリダ副議長の後任となる。

関連記事

 

  ブレイナード氏は証言テキストで、ホワイトハウスのスタッフや米財務次官(国際問題担当)などのポストも含む過去30年ほどのキャリアで幾つもの金融危機に対処した豊富な経験に言及。さらに、「連邦準備制度の独立した不偏不党の地位にコミットしている」ことを表明した。

  また、「全米の勤労者や企業、金融機関、大小のコミュニティーの知見を活用した上で、当局の議論で熟慮を重ね独立した意見を述べる意向だ。米国民の利益にかなうとともに、法律およびエビデンスの注意深い分析に基づく政策を支持していく」との抱負を示した。  

原題:

Fed’s Brainard Says Inflation Too High, Curbing It a Top TaskFed’s Brainard Says Inflation Too High, Curbing It a Top Task(抜粋)

(証言テキストの内容を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE