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米国でチョコレート需要堅調、ココア値上がり-主要生産地の供給も影響

  • コートジボワールでカカオ豆に供給逼迫の兆し
  • ココアは昨年、豊富な供給を背景にパフォーマンスの悪さ目立った
Cacao beans are sorted and destoned on a machine at the Parre Chocolat facility in Fair Lawn, New Jersey, U.S..

Cacao beans are sorted and destoned on a machine at the Parre Chocolat facility in Fair Lawn, New Jersey, U.S..

Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染が世界に広がっているが、チョコレートの需要は堅調さを維持している。

  クリスマスシーズンが終わりバレンタインデーやイースター(復活祭)の休みを控える中で、米国ではチョコレートキャンディーの消費が旺盛だ。米調査会社IRIのデータによると、リテール向けのチョコレート販売は3カ月で5%余り増加。一方、世界最大のカカオ豆輸出国コートジボワールでは供給逼迫(ひっぱく)の兆しが見られ、港に持ち込まれる量が減少している。

  こうした状況全てが、チョコレートの主要原料となるココアの価格を押し上げている。ニューヨーク市場の先物価格は11日、2カ月ぶりの高値に上昇した。

  豊富な供給を背景に昨年はパフォーマンスの悪さが商品の中で目立ったココアにとって、値上がりは転換点だ。皮肉にも、こうした過剰供給は現在、チョコレートに追い風となっている。チョコレートは価格上昇が見られず比較的割安な状態を保っている数少ない商品の1つ。

Cocoa futures gaining on signs of demand pick-up
 
 

  米ハイタワー・リポートはリポートで、「西アフリカで今シーズンの生産減少の兆しがさらに出てくれば、ココアは上向きの勢いを取り戻すことが可能だ」と指摘した。

原題: 

Chocolate Lovers Shrug Off Omicron, Driving Up Cocoa Prices(抜粋)

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