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ガンドラック氏、インフレの中で「リセッション的圧力」高まっている

  • 「これまでよりもリセッションを警戒しなければならないだろう」
  • 経済に打撃を与えない政策金利の上限は1.5%かもしれない

著名投資家で富豪のジェフリー・ガンドラック氏は、持続的なインフレが米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長に金融緩和の巻き戻しを迫る中で、米経済に「リセッション(景気後退)的な圧力が高まっている」との見方を示した。

  ダブルライン・トータル・リターン・ボンド・ファンドを運用する同氏は11日のウェブキャストで、「賃金の伸びを考えると米金融当局は大きく出遅れているように思われる」とし、「これまでよりもリセッションを警戒しなければならないだろう」と語った。

Key Speakers At The Sohn Investment Conference
ジェフリー・ガンドラック氏
 

  同氏は経済に打撃を与えない政策金利の上限は1.5%かもしれないとも述べた。

  また、2021年に7%を超えた可能性もある高インフレを予想したことは正しかったとした上で、今年1-6月(上期)に「ピークアウト」するのではないかとの見方を示した。

  消費者センチメントは悪化し、債券利回りは「大丈夫だというシグナルをもはや送っていない」とし、市場は「将来の景気悪化」の兆候を示し始めていると語った。リセッションが差し迫っているとまでは言及しなかった。

  同氏はさらに、若手の賃金上昇が全体の賃金上昇を促すだろうと述べた。米市場が調整すれば欧州市場がアウトパフォームするとの見通しも示し、バリュー投資家にとって「メッセージは明瞭だ」と語った。

 

原題:

Gundlach Sees ‘Recessionary Pressure’ Building With Inflation(抜粋)

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