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「寒ければショウガ食べて」の提案謝罪-英企業、ガス価格急騰の中で

  • セーター着用や消化を促す物を食べて体を温めることも提案していた
  • 英国ではガス価格が急騰しており、家計の負担額も今後重くなる

英国のエネルギー供給会社が顧客に対し、この冬は体を温めるためにショウガを食べたり、フラフープのコンテストをしたりするよう提案して謝罪に追い込まれた。英国ではガス価格が急騰しており、家計の負担額も今後重くなる。

  オボ・グループの傘下部門SSEエナジー・サービシズは、暖房の設定温度をそれほど上げずに暖かく過ごす方法をオンラインで紹介。その中で、こうしたアイデアを示した。

  現在はこれらの案を取り下げており、同社は「お粗末で役に立たない」内容だったとコメント。「真摯(しんし)に謝罪する」と電子メールで表明した。この件を巡っては、議員らからも批判の声が上がっていた。

London Covered In Snow As Siberian Cold Roils Energy Markets 
冬のロンドン
Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

  顧客への提案には、セーターを着ることやメリノウールの靴下を履くこと、家の中を掃除したり、ジャガイモやレンズ豆など消化を促す物を食べて体を温めたりすることも含まれていた。説明文には、年配の夫婦がキッチンでダンスをしている写真が添えられていた。

  同社は、あまり使わない部屋のドアを閉めることも勧めるなどとしており、こうしたアイデアを取り入れれば、家計にとっては暖房費の一部節約になるかもしれない。

  しかし今回の件は、ガス卸売価格の急騰こそが問題であり、それに対処しない限り、家主も政府もエネルギー価格の大幅削減のためにできることは限られているという厳しい現実を浮き彫りにした。

原題:Eat Ginger to Save on Heating? U.K. Supplier Sorry for Advice(抜粋)

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