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シティグループ、メキシコの消費者向け銀行業務から撤退へ

  • 撤退は当局の承認得る必要-法人顧客向け事業は継続する方針
  • メキシコはシティにとって今後も優先的な市場とフレーザーCEO

シティグループは11日、メキシコのリテールバンキングから撤退する計画を進めていることを明らかにした。ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)が推進する戦略見直しの一環。シティのメキシコ支店網は、同行のものとしては世界最大。

  当局への提出資料によると、シティはメキシコで法人顧客向け事業は継続する。リテールバンキング撤退は最終的に事業売却などを通して行われる。当局の承認を得る必要もあるという。

  フレーザーCEOは別の発表資料で、「メキシコがシティにとって優先的な市場であることは今後も変わらない」とした上で、「メキシコでの消費者や零細企業、ミドルマーケット向け銀行業務から撤退するという決定は、当行の戦略見直しの原則と完全に一致している」と説明した。

Mexico Economy Declines Most Since 2009 As Virus Takes Hold
シティバナメックスの支店の外に並ぶ人々(メキシコ・ハリスコ州)
Source: Bloomberg

  フレーザー氏はシティをスリム化し、より収益性の高い事業に注力する方針に沿って、アジア・欧州の13の市場から撤退すると昨年発表していた。メキシコで撤退が予定される事業の資産は約440億ドル(約5兆710億円)。

米シティ、アジアとEMEAの13市場でリテールバンキング撤退

  この日の発表を受け、同行の株価は時間外取引で一時1%近く上昇した。

原題:Citi Plans Exit of Consumer-Banking Operations in Mexico (1)(抜粋)

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