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パウエル議長は相当の巻き返し必要、インフレ抑制で-ジョーンズ氏

Paul Tudor Jones, co-chairman and chief investment officer of Tudor Investment Corp.

Paul Tudor Jones, co-chairman and chief investment officer of Tudor Investment Corp.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

資産家のポール・チューダー・ジョーンズ氏は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレ抑制で苦戦を強いられることになり、結果的に幅広い金融資産が困難に見舞われるとの見方を示した。

  ヘッジファンド運用会社チューダー・インベストメントの最高経営責任者(CEO)を務めるジョーンズ氏はCNBCとのインタビューで11日、パウエル氏は「遅れの取り戻しがかなり必要だ」と指摘。「われわれは大幅な転換に備えつつある。それはさまざまな資産価格に多大な影響を与えるだろう」とも話した。

  このほか、金融当局で量的引き締めが最近議論されたことは、インフレの緊急性に関する当局の認識を反映しているとの見方も示した。昨年11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で6.8%上昇。米金融当局は、より早期かつ迅速な利上げの検討を迫られている。

米連邦準備制度、漸進主義を放棄-利上げと量的引き締めに緊急性

  インフレを見込んだ取引や2020年3月以降最も奏功したトレードは壁にぶつかり、パフォーマンスが恐らく他よりも劣ることになると同氏は指摘。堅調な労働市場と金利・株式マルチプル(投資尺度)の現行水準にずれが見られるとした。

  商品(コモディティー)については、金融資産と比べ「ひどく過小評価されている」ようだとし、引き締めサイクルが進むにつれ、金融資産を大きくアウトパフォームするとの見通しを示した。

原題:Paul Tudor Jones Says Powell Has a Lot of Catching Up to Do (1)(抜粋)

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