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フィリピン中銀総裁、今年上期の利上げの可能性は低い

  • 若干の政策調整行うかどうか真剣に検討するのは下期に入ってから
  • 経済が順調に回復していることを確認したいとジョクノ総裁

フィリピン中央銀行のジョクノ総裁は11日、今年上期(1-6月)に利上げを実施する可能性は低いとの認識を示した。景気回復が定着し、失業率が低下するのを待っているためだという。

  同総裁はこの日のインタビューで、政策の「若干の調整を行うかどうか真剣に検討するのは、今年最初の2四半期の景気動向を見てからだ。経済が順調に回復していることを確認したい」と述べた。

Philippine central bank sustains rate pause after pandemic-era cuts
 
 

  米国の利上げペースが加速した場合に新興国市場の中銀にどう影響するかとの質問に対しては、「起きることへの『万能の解決策』はない」と指摘した。

Bangko Sentral ng Pilipinas Governor Benjamin Diokno Says Better to Cut Rates Soon
ジョクノ総裁
Source: Bloomberg

  2021年のインフレ高進にもかかわらず、フィリピンの主要政策金利は1年余りにわたって過去最低の2%に据え置かれている。潤沢な外貨準備と管理可能な政府債務が、世界的な金融環境引き締まりの影響をある程度和らげているとジョクノ総裁は分析した。

  フィリピン中銀の次回会合は2月17日に予定されている。

原題:Philippine Central Bank Chief Sees No Rate Hike in First Half(抜粋)

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