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FRBによる経済軟着陸は可能、「われわれが幸運なら」-ダイモン氏

  • 「その達成には多少の困難が伴うだろう」ともCNBCで指摘
  • インフレ情勢悪化なら当局は現在の予想上回る利上げが必要に

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は10日、連邦準備制度が米国経済に過度の動揺をもたらすことなく、一連の利上げによってインフレを制御することは可能かもしれないとの考えを示した。

  ダイモン氏はCNBCとのインタビューで、「われわれが幸運であるならば、米金融当局が事態を落ち着かせ、彼らがソフトランディング(軟着陸)と呼ぶものをわれわれは手にすることになる」とした上で、「その達成には多少の困難が伴うだろう」と語った。

Key Speakers At The Bloomberg Global Business Forum
ジェイミー・ダイモンCEO
Photographer: Tiffany Hagler-Geard/Bloomberg

  投資家は米金融当局が3月にフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標引き上げを開始すると予想。7日に発表された昨年12月の雇用統計で、失業率が3.9%と新型コロナウイルス禍前の低水準である3.5%にさらに近づく水準まで改善したことで、こうした観測が一段と強まった。

  ただダイモン氏は、金融当局の想定よりもインフレ情勢が悪化し、当局は現在の予想を上回る利上げが必要になる可能性もあると指摘。「個人的には、利上げが4回だけにとどまるなら驚きだ。25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)ずつの利上げ4回は極めて小規模であり、経済的にとても容易に吸収できてしまうだろう」と語った。

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原題:

Dimon Sees Soft Landing for Inflation From Fed ‘If We’re Lucky’(抜粋)

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