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中国、人寿保険会長を規律違反の疑いで調査-チベット自治区幹部も

  • 中国人寿保険の王浜会長を調査-金融システムへの締め付け強化
  • チベット自治区の張永沢副主席も重大な規律・法律違反の疑い

中国共産党の中央規律検査委員会は8日、中国人寿保険の王浜会長を重大な規律・法律違反の疑いで調査していると発表した。当局は54兆ドル(約6227兆円)規模の金融システムに対する締め付けを強めている。

  規律検査委は声明で、王会長(64)に対する調べを明らかにしたが、詳細は示さなかった。昨年10月に始まった反腐敗を巡る取り組みで、調査対象に浮上した金融業界の経営幹部としては最も上位となる。

China Life Announces 2020 Annual Results
王浜氏
Source: Visual China Group

  10日の香港株式市場で中国人寿の株価は一時2.5%下落。上海上場株は3.4%下げる場面があった。

  中国人寿は8日の資料で、調査に協力する方針を示した上で、国内の政治・金融システムの浄化に向けた当局の行動を支持すると言明。上海証券取引所への9日の届け出で、会長代行に関して近く取締役会を開くと説明した。

  また、規律検査委は8日の声明で、チベット自治区の張永沢副主席を重大な規律・法律違反の疑いで調べていることも明らかにした。

原題:China Probes Head of Top Life Insurer in Anti-Graft Campaign (2)、China Is Probing One of its Top Tibet Officials for Graft(抜粋)

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