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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Cojp

【米国市況】ナスダックが最終盤に上昇、押し目買い-ドル買われる

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10日の米株式市場ではS&P500種株価指数が一時2%余り下げた後、押し目買いで下げをほぼ埋めた。それでもマイナスにとどまり、昨年9月以来となる5営業日続落で終えた。一方、ナスダック総合指数は0.1%上昇した。

  • 米株はS&P500が5日続落、ナスダックは上昇
  • 米国債は短めの年限中心に下落、10年債利回り1.76%
  • ドル上昇、10年債利回りが一時高水準-スイス・フラン安い
  • NY原油は続落、広範なリスク回避の動きで-ドル高も重し
  • NY金は上昇、米10年債利回りとドルが上げ縮小で

  米ニューヨーク市で新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染がピークを打った兆候が、株価の持ち直しを支えた。アップルやマイクロソフトなどハイテク銘柄で構成するナスダック100指数は昨年11月に付けた高値を一時8.5%下回っていたが、引けにかけて下げを埋め、プラスに転換した。米金融当局が利上げの準備に入り、コロナ感染再拡大が経済成長への脅威となっていることで、神経質な取引が続いている。

  S&P500種は前週末比0.1%安の4670.29。ダウ工業株30種平均は162.79ドル(0.5%)安の36068.87ドル。

  デファイアンスETFの最高投資責任者、シルビア・ヤブロンスキー氏はブルームバーグの番組で、「利上げやその他に関しては真のリスクが存在するが、株価が下がっている大型ハイテク企業の一部を見れば、巨額の現金の蓄えに守られていることが分かる」と指摘。現在の相場は「押し目買いの好機」を提供しているとの見方を示した。

  ゴールドマン・サックス・グループは、米連邦準備制度が今年4回の利上げを実施する可能性が高いとの見通しを明らかにした。

  米国債は短めの年限を中心に下落。ニューヨーク時間午後4時4分現在、10年債利回りはほぼ変わらずの1.76%。

  外国為替市場ではドルが上昇。米10年債利回りが一時、20年1月以来の高さに上昇していたことが背景にある。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時、1週間ぶりの大幅上昇。一方、スイス・フランは対ドルで1%近い下げとなった。

  ドル指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時4分現在、ドルは対円で0.3%安の1ドル=115円26銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1327ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。さまざまな資産クラス全般でリスク回避のセンチメントが広がったあおりを受けた。中国での新型コロナウイルス感染拡大の影響も意識されたほか、ドルの上昇でドル建て商品の投資妙味も低下した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は、前営業日比67セント(0.9%)安の1バレル=78.23ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は88セント安の80.87ドル。

  ニューヨーク金相場は上昇。先週は週間ベースで昨年11月以来の大幅安となっていた。この日は米10年債利回りとドルが上げ幅を縮小したことから、買いが優勢になった。

  スポット価格はニューヨーク時間午後3時20分現在、前営業日比0.2%高の1オンス=1800.10ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、0.1%高の1798.80ドルで終了した。

原題:Nasdaq 100 Erases Losses as Dip Buyers Resurface: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Gains on Rising Yields, Swiss Franc Tumbles: Inside G-10(抜粋)

Oil Drops Alongside Broader Market Slump and Stronger Dollar(抜粋)

Gold Advances After Weekly Loss as Bond Yields Keep Rising(抜粋)

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