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ファイザーがビームと提携、遺伝子治療に13.5憶ドル投資

  • ビームが選ぶ希少遺伝性疾患の治療薬候補3つまでファイザーは開発
  • ファイザー、mRNAと脂質ナノ粒子に関する専門性を活用

ファイザーは米ビーム・セラピューティクスと提携し、一塩基編集と呼ばれるゲノム編集技術を使った希少遺伝性疾患の治療薬開発に最大13億5000万ドル(約1560億円)を投資する。

  両社の10日発表によると、4年間の合意の下でビームはまず3億ドルを受け取る。一方でファイザーは、ビームが選ぶ肝臓、筋肉、中枢神経系の希少遺伝性疾患の治療薬候補を3つまで開発できるようになる。

  一塩基編集は遺伝コードの個別の塩基を書き換える技術で、極めて正確に行うことが可能だとビームは説明している。標的を絞ったやり方で塩基を改変するため、「CRISPR(クリスパー)」などのゲノム編集手法と比べて副作用のリスクも少ないという。

  ビームはこの技術を体内に取り込ませるに当たり、メッセンジャーRNA(mRNA)と脂質ナノ粒子を活用する。ファイザーはmRNAと脂質ナノ粒子の両方について蓄積した専門的な技術を持ち込む考えで、ドイツのビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスワクチンでもこの2つの要素が使われている。

原題:

Pfizer Joins Beam in $1.4 Billion Genetic Therapy Alliance(抜粋)

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