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ビットコイン、週末に続落-昨年9月以来となる4万ドルに接近

  • ビットコインはピークからの下げが約42%に、イーサも下落
  • 「ミニ弱気相場」の始まりかもしれない-ブロックフォース

暗号資産(仮想通貨)で最大規模のビットコインは週末にかけて下げが継続。昨年9月下旬以来となる4万ドルの水準に接近している。

  ビットコインはピークからの下げが約42%に達し、2番目の規模のイーサも下落。ユニスワップとアーベ(Aave)を含むDeFi(分散型金融)トークンにも引き続き圧力がかっている。

Bitcoin's decline has extended into the weekend
 
 

  米連邦準備制度が緩和策の縮小を通じ高水準が続くインフレとの闘いに備えつつある中、仮想通貨は荒っぽい展開となっている。今月5日に公表された昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、バランスシート縮小と従来想定よりも早期かつ迅速に利上げに踏み切る可能性に言及していた。こうした動きは金融システムからの流動性引き揚げにつながり、急成長の投機的資産の魅力を減じかねない。

  ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「米金融当局が一段と積極的になれば、仮想通貨を含むリスク資産はさらに不安定になる」と語った。

ビットコインは昨年9月以来の低水準で取引されている。Katie Greifeld記者が報告。
Source: Bloomberg

  ブルームバーグ・インテリジェンスのマイク・マクグローン氏は、4万ドルはビットコインにとってテクニカル上の重要なサポート水準だと指摘する。仮想通貨は、現在のリスク容認姿勢後退を反映する良いバロメーターとなっている。ただ同氏は、ビットコインは世界でデジタル化が進み担保としての地位も得ていく中で次第に優位に立つだろうと予想した。

  ブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト指数は年初から7日までに約10%下落。ブロックフォース・キャピタルのエリック・アービン最高経営責任者(CEO)は、資産クラス全体の下落は「ミニ弱気相場」の始まりかもしれないと指摘する。ただ、この資産クラスでは完全にノーマルな展開だとも付け加えた。

  一方、ビットワイズ・アセット・マネジメントのマット・ホーガン最高投資責任者(CIO)は、米金融当局が緩和策の縮小により積極的となる中で、下落は筋が通っているとし、短期的には反転を後押しする明白な材料が見当たらないため、下げはやや長引く可能性もあると分析。ただ、その上で「仮想通貨は値動きが不安定でも、ファンダメンタルズはかつてなく力強い」と指摘した。

原題:Bitcoin’s Swoon Deepens as Bears Begin to Test $40,000 Threshold(抜粋)

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