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BofA、ボーナス原資の大幅増を計画-前年の埋め合わせに動く

  • インベストメントバンカー向けのボーナス原資を40%余り増やす方向
  • ウォール街では人材獲得競争激化-BofA経営陣の考え変化も反映

米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)は前年から一転してボーナスを大幅に増やす見込みだ。

  BofAの経営幹部はインベストメントバンカー向けのボーナス原資を40%余り増やす計画だと、協議に関して説明を受けた複数の関係者が明らかにした。セールス・トレーディング業務ではボーナスが平均で30%超増える可能性があると関係者の1人が話した。

  これは一部の部門で年間収入の伸びよりも賞与の増加率が大きくなる可能性、場合によっては減収であっても増えるかもしれないことを意味し、業界の慣例とは異なる動きだ。経営幹部がこの2年にわたる業績を振り返り、多くが新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)前の水準を大きく上回る収益を達成したことが背景にある。

  ウォール街では人材の獲得競争が激しくなっているほか、BofA経営陣の考えの変化も反映されている。昨年、経営陣は慎重姿勢を示していた。他のコストが増え、コロナを発端としたトレーディングやディールメーキングの活況も続かない恐れがあったため、ボーナス原資を前年並みにとどめた。また、消費者・法人部門での融資焦げ付きの可能性に備えて引当金も積んでいた。

ウォール街トレーダー、ボーナス期待外れか-大盤振る舞いできぬ事情

  だが、ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースなど同業は2020年分のボーナスを増やし、ウォール街の活況が続き、人材獲得競争が激しくなる中でBofAは相対的に難しい状況にあった。BofAの担当者はコメントを控えた。

ゴールドマンとJPモルガン、バンカー報酬急増へ-引き留めに必要

原題:BofA Sweetens Bonuses to Make Up for Its Restraint Last Year(抜粋)

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