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オミクロン禍の米国、病院は「前代未聞」の人員不足-賃金上昇圧力に

新型コロナウイルスのオミクロン変異株が拡大している米国では、各地の病院が患者の治療に必要な人員の確保に追われている。歴史的な労働市場の引き締まりに感染者急増が重なった格好だ。

  経済全体で労働需要が旺盛な状況にある中、コロナ感染で病欠になった医師や看護師、サポートスタッフの代替要員を見つけるのが難しくなっている。特に高齢化が進み、労働人口が減少している小都市や地方部ではそれが顕著だ。

米失業率3.9%に低下、賃金の伸び予想上回る-利上げ圧力強まる (1)

  各病院は十分な人員の確保に日々追われており、ベテランの医療関係者でさえかつてない困難に直面していると話す。

  インディアナ州テレホートの医療機関、ユニオンヘルスで人事担当バイスプレジデントを務めるサリー・ズエル氏は「前代未聞の深刻な労働力不足だ」と語った。

  結果的に賃金は急騰。コンサルティング会社カウフマン・ホールのデータによると、11月の各病院の患者1人当たりの人件費は、2年前のコロナ禍前水準を26%上回った。

Labor Squeeze

Openings and quits in health care and social assistance

Source: Bureau of Labor Statistics, Federal Reserve Bank of St. Louis

原題:

Hospitals Struggle to Match Walmart Pay as Staff Flees Omicron(抜粋)

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