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きょうの国内市況(1月7日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅安、感染拡大の悪影響懸念-米金融政策への警戒も根強い

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  東京株式相場は小幅に続落。国内で新型コロナウイルス感染が広がる中で、まん延防止等重点措置などが経済に与えるダメージの懸念が出た。業績への悪影響が大きい陸運やサービス、小売株などが値を下げた。米金融引き締めへの不安も根強い。ただ長期金利が高止まりし、利ざやの拡大が期待できる銀行などの金融株は上昇。自動車や資源関連も高い。

  • TOPIXの終値は前日比1.33ポイント(0.1%)安の1995.68
  • 日経平均株価は9円31銭(0.03%)安の2万8478円56銭

  アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー

  • 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で「GoToトラベル」といった政府の景気回復策が先送りになれば株安につながると懸念された。陸運やサービスなどの消費関連企業の業績回復が遅れそうだ
  • 米金融政策は連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨をみても引き締めペースなどに不透明感があり、株式の持ち高を圧縮する動きが続いた
  • 今夜公表の米雇用統計の内容で、米金融引き締めはさらに早まるとの観測が強まれば、グロース株からバリュー株へ運用資金をシフトする動きが強まる可能性がある

東証33業種

上昇率上位鉱業、銀行、鉄鋼、石油・石炭製品、海運、保険
下落率上位陸運、電機、サービス、小売、ガラス・土石製品

●長期金利が10カ月ぶり高水準、米金利高警戒で売り-30年入札は順調

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  債券相場は先物や長期債が下落。長期金利は約10カ月ぶりの高水準を付けた。前日の米長期金利の上昇を受けて売りが先行した上、今晩の米雇用統計の発表を控えて米金利先高観が強く、売り圧力が掛かった。一方、この日の30年国債入札は順調な結果となり、超長期債は買われた。

  • 新発10年債利回りは一時、前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.13%と、昨年3月以来の高水準
  • 新発30年債利回りは一時1bp低い0.70%、新発40年債利回りは1.5bp低い0.745%までそれぞれ低下
  • 長期国債先物3月物の終値は15銭安の150円97銭で安値引け。開始直後に151円5銭まで下落した後は上昇に転じ、小幅高で推移したが、取引終了にかけて大きく下げた

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 取引終了にかけて先物に売りが出ており、米金利の先高観が強い中で、不安定な値動きだ
  • 30年債入札は強い結果だったが、米長期金利が昨年の最高水準に肉薄する中、今晩の米雇用統計を控えて不透明感も残り、先物や長期債を買い進む感じでもなかった
  • 一方、年初の10年債や30年債の入札をしっかりこなしたことで、来週の入札に向けて強気の見方が出れば、押し目買いも入りやすくなるのではないか

30年債入札

  • 最低落札価格は99円50銭と、市場予想中央値の99円35銭を上回る
  • 応札倍率は3.63倍、前回は3.21倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1銭と2018年9月以来の小ささ、前回は10銭

●ドル・円は115円後半、米早期利上げ観測のなか米雇用統計見極めへ

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=115円台後半中心に小動き。株価反発や実需の買いにより一時116円台に乗せたが、米早期金融引き締め観測がくすぶる中、日本株が下げに転じたこともあり、伸び悩んだ。この日の夜間に発表される米雇用統計を見極めようと、午後にかけては様子見の展開となった。

 
  • ドル・円は午後3時25分現在、前日比0.1%高の115円93銭。ここまで115円83銭から116円05銭の値動き
  • ユーロ・ドルももみ合い。同時刻現在はほぼ変わらずの1ユーロ=1.1302ドル

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 年明けから利上げ期待の米金利上昇もあり、円売りが進んだが、ここ2、3日はリスクアセットが軟調でリスクオフの円買いもあり、結果的にドル・円はレンジ推移になっている
  • 仲値は実需の買いもあり一回116円台を付けたが、その後は米雇用統計待ちで様子見。ただ、金融政策スタンスの違いで円は売られやすい通貨になっているので、ドル・円の上昇基調は続くだろう
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