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ビットコイン強気派、10万ドル年内到達予想変えず-今週急落でも

  • ビットコインはデジタル準備資産に進化しつつあるとマグローン氏
  • 米当局のタカ派転換で10万ドル到達は困難になる-ミラー・タバク

米連邦準備制度が刺激策解除の準備を整える中、ビットコインは今週急落している。その中でも一部のアナリストは強気姿勢を変えていない。

  ビットコインは昨年12月初めの週末に起きたフラッシュクラッシュ以来最も安い水準まで続落、時価総額は今年に入って約800億ドル(約9兆2700億円)減少した。しかしこうした中でも強気派はビットコイン価格が年内に10万ドルに達し得るとの予想を示してきた。

  10万ドル到達には現在の約4万2900ドルの約2倍に上昇する必要がある。アナリストはこれは不可能ではないものの、米金融当局がタカ派色を強めているため今後一段と困難になり得るとしている。

  ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「仮想通貨は連邦準備制度が2020年以来進めてきた大規模な流動性注入の恩恵を享受してきた」とした上で、「これにより仮想通貨はあまりにも速く過度に押し上げられた」と説明した。

Bitcoin's been mired in a slump as of late
 
 

  一方、ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、マイク・マグローン氏は世界が仮想通貨を準備資産にする方向に向かっており、ビットコインはデジタル準備資産に進化しつつあるリスク資産だと指摘。これがビットコインの価格にプラスとなると述べた。

  同氏はリポートでビットコインについて、「10万ドルに向かっている」とし、「仮想通貨はリスク・投機資産のトップだ。リスク資産が下落するなら連邦準備制度のインフレとの闘いの助けになる。世界準備資産になるというシナリオではビットコインは最も大きな恩恵を得る可能性がある」と指摘した。

原題:

Bitcoin-at-$100,000 Calls Become Uncomfortable After Pullback(抜粋)

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