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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Cojp

ナスダックで1兆ドル消失、不安定な2022年の前兆-金利上昇が重し

  • 割高なテクノロジーが下げ主導、米10年債利回りは10カ月ぶり高水準
  • 高成長銘柄に集中投資のアーク・イノベーションETFは今週9%安

ナスダック総合指数は米国債利回りの急上昇が投資家を驚かせた今週、時価総額にして約1兆ドル(約116兆円)を失った。2022年の相場が不安定になるとの予想を強めた。

  割高なソフトウエアメーカーやバイオテクノロジー株が売られ、高成長銘柄への集中投資で知られるキャシー・ウッド氏の上場投資信託(ETF)、アーク・イノベーションETFは9%下落した。

 

Nasdaq Composite heavily underperforms S&P 500
 
 

  10年物米国債利回りは約10カ月ぶり高水準の1.75%付近で推移している。金利上昇は将来の利益の現在価値を低下させるため、割高な高成長銘柄の重しになる。ゼットスケーラーデータドッグペロトン・インタラクティブクラウドストライク・ホールディングスは今週いずれも10-18%下落した。大手テクノロジー株も下落を免れず、NYSE・FANG+指数は2.8%下げた。エヌビディアマイクロソフトの下げが特に大きい。

  デューテリウム・キャピタル・マネジメントのグローバルアセットアロケーション責任者、ジョン・リシャルディ氏は、1-3月(第1四半期)は「アップルやマイクロソフトなどの時価総額を世界最大に押し上げたテクノロジーセクターのバリュエーションブームが少なくとも一時的に反転するだろう」と述べた。

  イートロのグローバル市場ストラテジスト、ベン・ライドラー氏は、 2022年についてポジティブではあるが、21年よりもリターンは低くボラティリティーが高くなるだろうとの見通しを示した。

 

原題:

Nasdaq’s $1 Trillion Rout Fuels Concern of a Bumpy 2022 (1)(抜粋)

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