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金利上昇に伴う株安、欧州株が有力な逃避先に-ゴールドマンが予測

  • 欧州市場のバリュエーション、米国と違い特段の割高感ない
  • 欧州の銀行株やエネルギー株推奨、特にヘルスケア銘柄を選好

金利上昇に伴い世界的に株価が下落する中で、欧州株が魅力的な逃避先になると、ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストが予測した。

  シャロン・ベル氏率いるゴールドマンのストラテジストは6日のリポートで、「欧州主要株価指数の構成銘柄にはデュレーションが短めのセクターや金利の変動に敏感なセクターが多い。このことを踏まえると、金利上昇は欧州株にとって有利に働くだろう」と述べた。また米国と違い、欧州市場の大半でバリュエーションは過去と比べて特段の割高感がないという。

  米金融当局が5日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、多くの人が想定していた以上の積極的な利上げがあり得ると示唆された。これを受け、5日の米国市場から世界的な株安が始まった。将来的な成長期待を支援材料に値上がりしてきたテクノロジー株は、押し上げられたバリュエーションが嫌気され強烈な売りを浴びた。

  米国やアジアの株安に比べ、欧州市場の下落は小幅にとどまっている。ストックス欧州600指数は6日早朝に一時1.6%安まで売り込まれたが、その下げを縮小している。年初来で同指数は依然プラス圏にいる。一方、S&P500種株価指数と主力テクノロジー銘柄を抱えるナスダック総合指数はいずれもマイナスだ。

  ゴールドマンのストラテジストは欧州の銀行株やエネルギー株を推奨し、特に「割安な」成長分野としてヘルスケア銘柄を選好した。

 

Rising real bond yields may help European stocks outperform U.S. peers
変わる潮目-債券の実質利回り上昇、欧州株のパフォーマンスに寄与も
出所:ブルームバーグ

 

原題:Goldman Strategists See Haven in Europe Stocks Amid Rate Hikes(抜粋)

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