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ゴールドマン、カーボンネットゼロはインフレ高進要因-米中で影響大

温室効果ガスの排出量を吸収量と均衡させるカーボンネットゼロに向けた世界の取り組みはインフレ率を大きく押し上げる公算が大きいと、ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。

  同社のジャン・ハッチウス氏らアナリストは、炭素税が2030年までにトン当たり100ドルに上昇するとの推定に基づき米国と中国、ドイツ、カナダの物価上昇率を試算。米国の総合インフレ率は最初の3年で年0.25ポイント、中国は0.3ポイント押し上げられるとの推計を示した。

  既に炭素税を導入しているカナダとドイツへの影響は、より小さいと見込まれている。

  昨年は商品相場上昇とサプライチェーンの目詰まり、世界的需要拡大がインフレ率を押し上げ中央銀行の姿勢を引き締めへと向かわせたが、ゴールドマンのリポートは脱炭素化の取り組みも金融当局が物価上昇を警戒すべき要因であることを示している。

原題:Goldman Says Carbon Net Zero Shift Will Likely Boost Inflation (抜粋)

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