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中国テクノロジー株の下げ続く-テンセントのシー保有株売却巡り懸念

更新日時
  • ハンセンテック指数は4.6%安で終了-終値ベースの最安値を更新
  • テンセントが他の出資先からも引き揚げるのではないかとの懸念

5日の香港株式市場で、中国テクノロジー銘柄で構成される株価指数が3営業日続落。テンセント・ホールディングス(騰訊)が電子商取引などを手掛けるシンガポールのシー保有株を減らすことになり、他の出資先銘柄が売られた。

  ハンセンテック指数は4.6%安で終了。昨年7月以来の下落率で、2020年半ばに始まった同指数は、終値ベースの最安値を更新した。テンセントが出資するビリビリ(嗶哩嗶哩)や美団JDドットコム(京東)などが大きく下げた。テンセントは4.3%安で引けた。

Hang Seng Tech Index has started 2022 on the back foot
 
 

  テンセントは30億ドル(約3480億円)相当のシー保有株を売却した。中国当局による規制面の締め付けが強まる中で、他の出資先企業にも同様の行動に出るのではないかとの懸念が広がっている。米上場の中国テクノロジー銘柄もオーバーナイトで下げていた。高めのバリュエーションとなっている株式には米国債利回りの上昇で圧力がかかっている。

テンセント、JDドットコム保有株を配当に-独禁対応の側面も

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、セシリア・チャン氏はリポートで、「中国の独占禁止規則に加え、データプライバシーやウェブセキュリティーを巡る規制当局の懸念で向こう数カ月は中国のインターネット分野で投資撤退が増える可能性がある」と指摘した。

原題:China Tech Selloff Deepens as Tencent Sale Spooks Traders(抜粋)

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