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きょうの国内市況(1月5日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、経済回復や円安で業績期待-景気敏感や大型株が主導

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  東京株式相場は続伸。世界的な経済回復を映した米金利上昇や商品市況高を背景に景気敏感株や大型株が上げを主導した。外国為替市場での円安から、業績期待が高まったトヨタ自動車など自動車株に買いが入り、鉄鋼など素材株が高い。石油・石炭製品や非鉄金属など商品市況関連、保険や銀行といった金融株も上昇した。

  • TOPIXの終値は前日比9.05ポイント(0.4%)高の2039.27
  • 日経平均株価は30円37銭(0.1%)高の2万9332円16銭

水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャー

  • 経済は正常化へと向かっているため買い安心感が広がった。新型コロナウイルスのオミクロン株は感染が拡大しても症状は軽く、ロックダウンなどの措置も取られないことから長い目でみるとコロナの悪影響は克服できるとの見方が強まっている
  • 景気回復により世界経済に敏感なセクターに買いが入った。米金利上昇局面では相対的に日本株の値動きが堅調になるとの経験則がある
  • 年明けから海外勢の新たな資金が日本株に入り、指数連動の運用よりも大型など銘柄を選別して買っている印象。大型株の活況は小型株から資金が抜ける要因ともなっている

東証33業種

上昇率上位保険、非鉄金属、輸送用機器、ゴム製品、鉄鋼、銀行、不動産
下落率上位精密機器、サービス、医薬品、情報・通信、小売

●債券先物は小幅安、10年債入札は需要集めるも米金利上昇が重しに

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  債券先物相場は小幅安。米長期金利の上昇が続いたことが重しとなり売りが優勢だった。10年債入札で需要の強さが確認されたことを受けてプラスに転じる場面も見られたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や米雇用統計、国内では7日の30年債入札を控えて買いは手控え気味だった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比1銭安い151円42銭。序盤は売りが先行し、一時151円34銭まで下落。10年債入札結果後に一時151円47銭と上昇に転じる場面も見られたが、その後は小安く推移した

 

  • 新発10年債利回りは横ばいの0.085%、一時0.09%と昨年11月2日以来の高水準
  • 新発30年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高い0.695%と、昨年10月以来の高水準

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 10年債入札は新発債で既発債に利回りが乗った0.1%近辺ではそれなりの需要があったことを確認した
  • 債券先物は入札結果に反応して上振れたが、前場の後半から投資家の需要が入りそうな雰囲気を感じて債券先物に買い戻しが入っていた。結果はその通りになってひと段落着いたという形ではないか
  • 今週はFOMC議事要旨や米雇用統計、そして日本では30年債入札とイベントが控えており、買い進む流れにはならないとは思う

背景

  • 4日の米10年物国債利回りは2bp高い1.65%程度。一時1.68%台と昨年11月24日以来の水準まで上昇。時間外取引では1.64%付近で推移
  • 10年債入札結果は最低落札価格が100円02銭と市場予想を2銭上回り、応札倍率は3.46倍と昨年7月以来の高水準となり、需要の強さが示された

●ドル・円は116円付近、米金利上昇一服で-FOMC議事要旨見極め

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=116円ちょうど付近で推移。海外時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の公表を控えて、量的引き締めなどの議論が警戒される中、米金利上昇やリスク選好の一服を背景に約5年ぶり高値圏で伸び悩んだ。朝方は北朝鮮からの飛翔体発射が報じられたが、相場への影響は限定的だった。

 
  • ドル・円は午後3時23分現在、前日比0.1%安の116円01銭。116円24銭を高値に一時115円90銭まで軟化する場面も
    • 前日の海外市場では116円35銭と2017年1月以来の水準までドル高・円安が進行

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長 

  • FOMC議事録についてタカ派的な内容の織り込みが進んだので、公表を前に利食い売りも出やすいだろう
  • RSI(相対力指数)も70を超えてきており、これ以上ドル・円の上昇が加速するとスピードに対する懸念が出てくるため、要人からの発言にも注意したい
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