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債券先物は小幅安、10年債入札は需要集めるも米金利上昇が重しに

更新日時

債券先物相場は小幅安。米長期金利の上昇が続いたことが重しとなり売りが優勢だった。10年債入札で需要の強さが確認されたことを受けてプラスに転じる場面も見られたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や米雇用統計、国内では7日の30年債入札を控えて買いは手控え気味だった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比1銭安い151円42銭。序盤は売りが先行し、一時151円34銭まで下落。10年債入札結果後に一時151円47銭と上昇に転じる場面も見られたが、その後は小安く推移した

 

  • 新発10年債利回りは横ばいの0.085%、一時0.09%と昨年11月2日以来の高水準
  • 新発30年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高い0.695%と、昨年10月以来の高水準
先物中心限月の推移
 
 

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 10年債入札は新発債で既発債に利回りが乗った0.1%近辺ではそれなりの需要があったことを確認した
  • 債券先物は入札結果に反応して上振れたが、前場の後半から投資家の需要が入りそうな雰囲気を感じて債券先物に買い戻しが入っていた。結果はその通りになってひと段落着いたという形ではないか
  • 今週はFOMC議事要旨や米雇用統計、そして日本では30年債入札とイベントが控えており、買い進む流れにはならないとは思う

背景

  • 4日の米10年物国債利回りは2bp高い1.65%程度。一時1.68%台と昨年11月24日以来の水準まで上昇。時間外取引では1.64%付近で推移
  • 10年債入札結果は最低落札価格が100円02銭と市場予想を2銭上回り、応札倍率は3.46倍と昨年7月以来の高水準となり、需要の強さが示された

新発国債利回り(午後3時時点)

 2年債5年債10年債20年債30年債40年債
 -0.090%-0.070%0.085%0.485%0.695%不成立
前日比横ばい横ばい横ばい横ばい+0.5bp -
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