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UAE、資金洗浄対策不十分で監視強化リスト入りも-国際当局判断へ

  • FATFはUAEを「グレーリスト」に加える方向-関係者
  • 2月に決定下す見通し、UAEは「深刻に受け止めている」

アラブ首長国連邦(UAE)のマネーロンダリング(資金洗浄)およびテロ資金供与の取り締まりが不十分だとして、国際組織「金融活動作業部会(FATF)」が同国を監視強化の対象に加える可能性が高まっている。

  協議が非公開だとして匿名を条件に述べた事情に詳しい関係者によれば、FATFはUAEを今年の早い段階で「グレーリスト」に加える方向だ。グレーリストは資金洗浄・テロ資金対策で「戦略上の欠陥」があると判断された国が対象。UAEは中東の主要金融ハブを抱えるだけに、FATFがこの判断を下せば大きな影響を及ぼしそうだ。

  FATFは現在、アルバニアやシリア、南スーダンなど23カ国をグレーリストに挙げている。グレーリストの1段階上で最もリスクが高い「ブラックリスト」に入っている国はイランと北朝鮮の2カ国のみ。

  UAEは昨年11月にFATFに報告書を提出したが、グレーリスト入りしないための必要な要件の多くが満たされていないと、同関係者は語った。FATFは2月後半に予定されている会合で決定を下す見通しだ。この時までにUAEがFATFに説明できる機会はまだ幾つかあるという。

  UAEの資金洗浄・テロ資金防止対策の当局者はブルームバーグ・ニュースに対し、事態を非常に深刻に受け止めており、専門家らと協力していると述べた。FATFの報道官はコメントを避けた。

At Risk

UAE ranks poorly on index of vulnerability to money laundering and terrorist financing

Source: Basel Institute on Governance

Note: Scale measures countries' vulnerability to money-laundering and terrorist financing. Countries are not yet assessed with the fourth-round FATF methodology, limiting comparability

 

原題:UAE Faces Risk of Inclusion on Global Watchlist Over Dirty Money(抜粋)

 

 

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