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きょうの国内市況(1月4日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅反発、景気回復の期待が高まる-自動車に円安好感の買い

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  大発会の東京株式相場は大幅に反発。日経平均株価の上げ幅は500円を超えた。今年の世界景気も回復が続くとの期待が強まり、年初の取引でストックス欧州600指数や米S&P500種指数が最高値を更新。リスク資産に資金が向かった。外国為替市場の円相場は対ドルで一時115円80銭台と5年ぶりの円安水準に進み、自動車などの輸出関連が値上がりした。主要国の長期金利が上昇し、銀行や保険、証券といった金融株にも買いが入った。

  • TOPIXの終値は前営業日比37.89ポイント(1.9%)高の2030.22
  • 日経平均株価は510円08銭(1.8%)高の2万9301円79銭

楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリスト

  • 米国株の上昇の流れに乗り、日経平均は2万9000円台を回復した。自動車株の上昇は収益を膨らませる円安が追い風になった。トヨタには車載の基本ソフト実用化が伝わり将来的な業績への貢献を期待した買いが先行した
  • 新型コロナの治療薬開発などが進んでおり、海運などの経済再開銘柄にも買いが入った
  • 米長期金利が上昇しているが、今のところは株安につながる不安感はない。ただ米金融政策がタカ派にかじを切り、金融相場は終わる方向だ。業績相場にスムーズに移行できるかが今後の焦点だ

東証33業種

上昇率上位海運、輸送用機器、保険、銀行、精密機器、電機、非鉄金属
下落率上位パルプ・紙、鉱業

●債券は下落、米長期金利の大幅上昇受け-あすの10年債入札前の売りも

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  2022年大発会の債券相場は下落。前日の米国市場で長期金利が大きく上昇したことを受けて売りが優勢だった。あす10年債入札を前にした売りも出て上値を重くした。

  • 新発10年債利回りは前営業日比1.5ベーシスポイント(bp)上昇の0.085%と昨年11月25日以来の高水準
  • 新発20年債利回りは0.5bp高い0.48%、新発30年債利回りは横ばいの0.69%
  • 長期国債先物3月物の終値は前営業日比16銭安の151円43銭。前日の米長期金利上昇の流れを引き継ぎ売りが先行。その後は下げ幅を縮小する場面もあったが、午後に入り再び売りが優勢となり、引けにかけて151円40銭まで下げ幅を拡大した

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 先物は米長期金利の時間外取引での値動きに合わせて動いており、国内では特に材料はなく市場参加者も少ない
  • 超長期債は利回り上昇局面で押し目買い需要が強く、底堅く推移した
  • あすの10年債入札は久しぶりの高利回りで迎えることになりそうで、この水準であれば順調にこなせるだろう
  • 米長期金利は特に材料もなく上昇したので、5日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を確認した後はあらためて米債に買いが入る可能性が高い

●ドル・円5年ぶり高値、米早期利上げ観測を巡り118円目指すとの声も

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   東京外国為替市場のドル・円相場は一時1ドル=115円82銭と2017年1月以来の高値を付けた。米早期利上げ観測が高まる中、前日は米金利が全年限で大きく上昇したことがドルを押し上げたほか、オミクロン変異株警戒の後退でリスクセンチメント改善したことがドル買い・円売り材料となった。市場関係者からは当面の上値めどとして118円台との声も聞かれた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時49分現在、前日比0.4%高の1ドル=115円79銭。ここまでの取引では115円29銭を安値に一時115円82銭まで上昇
  • 円のブルームバーグ相関・加重通貨指数は前日比0.5%安

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • 米金利上昇と株高の中でドル・円の今の水準は割安にみえ、昨年の高値更新は時間の問題だった
  • 米金利上昇の背景としては米早期利上げ期待が一つ。さらにオミクロン変異株が軽症説に加え、1月にピークアウトするとの見方が出てきており、市場の楽観的な見方につながっていることも背景
  • 目先、米10年国債利回りが昨年3月30日につけた1.77%を超えるかどうかだが、米金利がこのポイントを目指す中でドル・円は116円半ばまで上値余地があるとみている

マネックス証券資産形成推進室の相馬勉債券・為替トレーダー

  • 海外時間は株・金利と為替の色合いが違ったが、東京時間はリスクオンで円売りになっている。きのうは米金利がカーブ全体で上昇したことがドル買いに繋がった
  • 金融政策の方向性の差がある中、ドル・円は年初から昨年高値を超え、買い安心感からロングに向かいやすい
  • 2016年12月や17年1月につけた118円60銭台は一つのめどとして意識されやすい。早期利上げ期待と底堅い株価などを背景に、調整を挟みつつ118円を目指すということになりそう
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