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OPECプラス、2月の日量40万バレル生産引き上げで合意

更新日時
  • 世界市場見通しは改善、変異株の需要への影響は限定的との見方
  • 引き上げの完全履行には疑問も、市場への供給は半分かそれ以下も
Gas is flared from a tower on an oil drilling rig operated by Petroleos Mexicans in the Ku-Maloob-Zaap oilfield at Campeche Bay off the coast of Ciudad del Carmen, Mexico. 

Gas is flared from a tower on an oil drilling rig operated by Petroleos Mexicans in the Ku-Maloob-Zaap oilfield at Campeche Bay off the coast of Ciudad del Carmen, Mexico. 

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は4日、供給拡大で合意した。世界の石油市場の見通しは改善し、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による影響に対しても需要はおおむね持ちこたえていると判断した。

  OPECプラスはこの日の会合で2月の生産を日量40万バレル引き上げることを承認した。OPECプラスのアナリストがまとめた予測によれば、1-3月(第1四半期)に見込まれる過剰供給量は従来予想よりも少ないため、産出量を新型コロナ禍で実施した減産から引き続き漸進的に回復させていく計画だ。

  OPECプラスはパンデミック(世界的大流行)の初期に停止した生産のうち、約3分の2を既に再開している。相場の新たな落ち込みを誘うことなく、燃料消費回復に伴う需要を満たしながら、インフレを招く価格急騰を回避するペースで残る減産分を少しずつ市場に戻したい意向だ。

  供給の引き上げをOPECプラスが完全に履行できるかについては疑問が残る。アンゴラやナイジェリアなど一部の参加国はここ最近、生産目標の達成に苦戦している。

  エナジー・アスペクツの共同創業者でチーフ石油アナリストのアムリタ・セン氏は、「40万バレルという数字が出ても、市場に供給されるのはその半分か、それ以下もあり得る」と述べた。

 

Oil has risen even as OPEC+ increases production
ブレント原油価格の推移
出所:ブルームバーグ

 

原題:OPEC+ Agrees to Revive More Output as Market Looks Tighter (1)

(抜粋)

(詳細を加えて更新します)
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