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ビットコイン10万ドルに、米当局は引き締め徹底の勇気欠く-NEXO

  • 仮想通貨に影響する最大の要因は中銀の政策-トレンチェフ氏
  • マクロ経済状況を問わず仮想通貨は値上がりするとの見方も

米連邦準備制度のタカ派転換でも多くのリスク資産が持ちこたえた中で、暗号資産(仮想通貨)は2021年末に勢いを失った。22年の仮想通貨の動向は米金融政策が鍵になるとみられる。

  パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる金融当局がインフレ抑制のためどの程度引き締め策を講じるかが、ビットコインが21年の60%値上がりの流れを維持できるかどうかを左右するとアナリストの一部は指摘する。

  また、メタ・プラットフォームズ(フェイスブックの親会社)やアップルがメタバースにさらに深く関与し消費者が非代替性トークン(NFT)への投資を増やせばマクロ経済状況を問わず仮想通貨が値上がりするとの見方もある。

Bitcoin handily outperformed global stocks in 2021
 
 

  ビットコインは香港時間4日午前9時52分(日本時間同10時52分)時点で約4万6100ドルでの取引。

  仮想通貨融資会社NEXO(ネクソ)のマネジングパートナー、アントニ・トレンチェフ氏は電子メールで「22年のビットコインをはじめとする仮想通貨に影響する最大の要因は中央銀行の政策だ」とした上で、仮想通貨に大きな影響を与える低金利は続くだろうとの見方を示した。米当局には「株式相場の10-20%下落や債券市場への悪影響を容認する勇気や強い意志がない」と指摘した。

  同氏は22年の乱高下を予想しているものの、6月末までにはビットコインが10万ドル(約1160万円)に達すると予想した。

  また、22年について最も注目しているのはメタバースだとして、大きな可能性があり来年の包括的なテーマの一つになるだろうとの見方を示した。

原題:

Bitcoin at $100,000 or Popped by Fed? Analysts Eye 2022 (2)(抜粋)

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