コンテンツにスキップする
Photographer: TERADAT SANTIVIVUT/Moment RF/Getty Images
Cojp

ロコス氏らに1420億円報酬、ヘッジファンド成績はマイナス25%と暗転

  • ロコス氏にはこれまでの最高額約5億940万ポンドが支払われた
  • ロコスは20年プラス44%のリターンを残し収入が10億ポンド強に増加

資産家のクリス・ロコス氏が創業したヘッジファンド運営会社ロコス・キャピタル・マネジメントは、昨年の運用成績が記録的マイナスとなる状況だが、同氏とパートナーらが2021年3月までの1年間の報酬として、9億1400万ポンド(約1420億円)の支払いを受けたことが分かった。

  英企業登記局への届け出によれば、ロコス氏には、ロコス・キャピタル(資産額120億ドル=約1兆3800億円)の取引が開始されて以降では最高額となる約5億940万ポンドが支払われた。同社の広報担当者は、コメントを控えている。

  届け出によると、ロコス・キャピタルは20年にプラス44%のリターンを残し、その間の収入は4倍近い10億ポンド余りに増えた。しかし、昨年1-11月の運用成績はマイナス25%と落ち込み、通年では記録的な損失を被ることになりそうだ。

  昨年はインフレ抑制のため各国中央銀行が予想より速いペースで利上げに動くとの観測を背景に債券市場のボラティリティーが高まり、マクロ系ファンドに打撃を与えた。

  ブルームバーグの集計データによれば、ロコス・キャピタルの20年1月-21年11月のリターンはプラス約8%と、ヘッジファンドの平均(同19%)を大きく下回る。

  ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、ブレバン・ハワードの共同創業者としても知られるロコス氏の純資産額は18億ドルと推定される。

原題:Rokos and Partners Were Paid $1.2 Billion Before Hedge Fund Slid(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE