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アップル時価総額が一時3兆ドル突破、世界初-デジタル需要支え

更新日時
  • 2.5%高の182.01ドルで終了、終値ベースの時価総額は2兆9900億ドル
  • 20年初めのロックダウン以降の株価上昇率は200%を超えた
Tim Cook, chief executive officer of Apple Inc., gestures while exiting U.S. district court in Oakland, California, U.S., on Friday, May 21, 2021. 

Tim Cook, chief executive officer of Apple Inc., gestures while exiting U.S. district court in Oakland, California, U.S., on Friday, May 21, 2021. 

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

アップルの株価が3日の米株市場で約3%上昇し、時価総額が一時3兆ドル(約346兆円)を突破した。上場企業の時価総額が3兆ドルに達するのは、同社が世界初。東証1部上場企業の合計額の半分近くに相当する。

  アップルの株価は182.88ドルの高値を付けた後、引けにかけて上げ幅を若干縮小し、2.5%高の182.01ドルで終了した。終値ベースの時価総額は約2兆9900億ドルとなった。

  同社の株価は数年にわたり着実に値上がりし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2020年初めのロックダウン(都市封鎖)以降の上昇率は200%を超えた

  コロナ禍の在宅勤務やリモート授業に伴うデジタル化、エンターテインメント需要が安定した収入の伸びを支えており、仮想現実(VR)や自動運転車向けの新たな製品投入への期待も株価上昇の背景にある。

  ウィンスロー・キャピタル・マネジメントの共同ポートフォリオマネジャー、パトリック・バートン氏は「3兆ドルの時価総額を目にするとは考えもしなかった。アップルの今後5年から10年の可能性を物語る」と指摘した。

  同氏は「安定したiPhone(アイフォーン)のフランチャイズ、サービスと新製品両方から成長の推進力が存在する状況で、われわれは見通しが非常に良いと感じ、前途に重要な機会があると引き続き考えている」と説明した。

  アップルの時価総額は18年半ばに1兆ドル、20年8月に2兆ドルに到達。サプライチェーンの問題が年末商戦に影響しかねないとの懸念から昨年10月には時価総額がマイクロソフトを一時的に下回った。しかし、過去1カ月の株価上昇率は同社の3.6%をしのぐ12%余りに達し、時価総額の増加ペースが加速した。マイクロソフトの時価総額は2兆5100億ドルを上回る水準。

 

The company is the first to hit a $3 trillion market value
 
 

原題:Apple Tops $3 Trillion Value, Showcasing Tech’s Sway in Pandemic(抜粋)

(時価総額の推移などを追加して更新します)
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