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ショルツ独首相、パンデミック克服でコロナワクチン接種加速を訴え

  • 温室効果ガス排出の実質ゼロを目指す中で20年代は変化の10年に
  • 新型コロナ感染拡大がショルツ氏の首相としての船出に影落とす

ドイツのショルツ首相は自身にとって初となる新年の国民向け演説で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を克服し広範な経済改革に向けた機会を切り開くためワクチンを接種するよう求めた。

  今月首相に就任したショルツ氏は、ドイツが約25年以内に温室効果ガス排出の実質ゼロを目指す中で、2020年代は変化の10年になると述べた。  

Italy's Prime Minister Mario Draghi Hosts German Chancellor Olaf Scholz
ショルツ首相
Source: IPP

  同氏は準備された演説で、「われわれは新たな時代に入る。積極的に形作れば、良い時代になるだろう」とし、「決然と自らの運命を自らの手に収めるなら、違いが出る」と語った。

  新型コロナ感染拡大がショルツ氏の首相としての船出に影を落としている。同首相が所属する社会民主党(SPD)は、気候変動などがドイツの産業基盤のリスクとなる中、経済改革加速を公約して第1党の座を確保した。

  しかしドイツがワクチン不足やワクチン接種に反対する抗議行動などへの対応を迫られる状況下でこうした野心的な計画は二の次になっている。

  ショルツ氏は演説の大半を、新年の大規模なパーティーへの参加を再び控えることなど行動制限順守の要請に割いた。またワクチンは「パンデミックから脱却する道だ」とし、「今やスピードが問題だ。ウイルスより速いペースであることが必要だ」と論じた。

Stalled Campaign

Germany has struggled to get more people to get Covid shots

Source: German Health Ministry, Robert Koch Institute, Impfdashboard.de

原題:

Germany’s New Chancellor Urges Faster Vaccinations to Beat Covid(抜粋)

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