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中国当局が国内投資銀大手に監督措置、レノボの上海上場申請巡り

  • 中国国際金融が適切なデューデリジェンスを怠ったと指摘
  • レノボは10月に上海「科創板」上場計画を撤回

中国証券監督管理委員会(CSRC)は、パソコンメーカーのレノボ・グループ(聯想集団)による最近の上海上場申請で中国国際金融(CICC)が適切なデューデリジェンス(資産査定)を怠ったと指摘し、CICCおよび同社の複数のバンカーに対する監督措置を取ったと発表した。

  CSRCの29日遅くの通知によると、上場計画のスポンサーを務めていたCICCは、レノボに関する意見で結論を導き出すのに主に同社から提供された説明書類に依存していたとされる。

  CSRCは、レノボが上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板(STAR)」の上場基準を満たしていることを示す十分かつ正確な情報をCICCが提供しなかったことが判明した後、上場業務に関わった同社バンカー5人を23日に呼び出した。

  通知によると、CICCの投資銀行部門責任者、王晟氏を含むバンカーが今回の措置を不服とする場合、管轄の人民法院に申し立てを行う権利がある。CSRCは何らかの罰金ないし処罰を科すかどうかは明らかにしなかったが、呼び出しは厳しい警告と見なされ、CICCの評判にはマイナスとなる。

  CICCにコメントを求めたが現時点で返答はない。ブルームバーグの集計データによると、同社は今年の中国企業の新規株式公開(IPO)引き受けで2位。

  レノボは科創板に株式を上場する計画を10月に撤回。規制当局が申請を受理してからわずか数日後だった。

原題:China Rebukes Top Investment Bank Over Lenovo’s Botched ListingChina Rebukes Top Investment Bank Over Lenovo’s Botched Listing(抜粋)

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