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滴滴、7-9月に5400億円の損失-香港上場計画を引き続き推進

  • 滴滴は中国政府による大手IT企業締め付けの対象となっている
  • 運転手の待遇改善やデータ管理向上巡る新たな要件対応で支出増加

中国の配車サービス大手、滴滴グローバルは7-9月(第3四半期)決算で47億ドル(約5400億円)に上る多額の純損失を計上した。中国当局の一連の措置によってコストがかさんだ。同社は香港市場上場へのシフトを余儀なくされている。

中国配車サービスの滴滴、米上場廃止と香港上場を準備 

  滴滴は中国政府による大手IT企業締め付けの対象となっている1社で、膨大な貴重なデータが外国勢に渡る懸念を理由に当局から米上場廃止を求められた。7-9月の売上高は66億ドルと、前期比13%余り減少し、前年同期を1.6%下回った。

滴滴グローバル、米市場で2.2%高-決算発表後に上げに転じる 

  滴滴のアプリは7月上旬、米国での新規株式公開(IPO)直後に中国のアプリストアから削除された。中国のサイバーセキュリティー当局は当時、個人情報の収集・使用の方法に問題が見つかったと説明していた。同社は運転手の待遇改善やデータ管理向上に関する新たな要件対応を迫られ、7-9月の支出が16%増えた。

滴滴排除で中国配車市場に不透明感-競合には千載一遇のチャンスか

  同社は香港証券取引所に上場し、米国預託株式(ADS)を保有者の選択に応じて「国際的に認知された別の証券取引所で自由に取引可能な株式に」交換できるようにする計画をあらためて表明。この件について株主総会を開き、採決を行うと決算資料で説明した。

原題:Didi Reports $4.7 Billion Loss as It Aims For Hong Kong Listing、Didi Reveals $4.7 Billion Loss Ahead of 2022 Hong Kong Debut(抜粋)

 

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