コンテンツにスキップする

米国のコロナ死者は減少、オミクロン株で新規感染増加でも-当局者

  • オミクロン株の重症化リスクは既存株より低い可能性示唆
  • 感染者数に対する入院者数の比率は今後下がる見通しだとファウチ氏

米国では新型コロナウイルスの新規感染者が増加しているにもかかわらず、同ウイルス感染症(COVID19)による死者は減少していると連邦保健当局者らが明らかにした。当局者らはオミクロン変異株の重症化リスクは既存株より低い可能性があることを示唆した。

  米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は29日の記者会見で、全米の新規感染者数は主としてオミクロン株が原因で前週から60%増加したと説明。一方、死者数の7日間平均は1日当たり約1100人と、前週比7%減だったとした。

  同所長はCOVID19による入院者数は通常、約2週間遅れで新規感染者の傾向をたどることから、重症患者が今後増える可能性があると述べた。

  バイデン米大統領の首席医療顧問を務める米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は南アフリカ共和国と英スコットランドの臨床データや動物実験は引き続き、オミクロン株の感染力は強いものの死亡リスクは小さいことを示していると話した。

  ファウチ所長は「感染者数と入院者数のパターンと不均衡は、状況がより明確になれば感染者数に対する入院者数の比率が低下することを示している」と指摘した。CDCは28日、入院者数の7日間平均が約9000人に増加したと報告した。これは今年1月に記録したピーク時の約半数にとどまっている。

原題:

Covid Deaths Fall in U.S. Even as Omicron Spread Continues(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE