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ハリス副大統領、ウォール街とシリコンバレーの声を傾聴-諸刃の剣か

U.S. Vice President Kamala Harris speaks during a meeting on private sector investment in Central America in the Vice President's Ceremonial Office in Washington, D.C., U.S., on Monday, Dec. 13, 2021. 

U.S. Vice President Kamala Harris speaks during a meeting on private sector investment in Central America in the Vice President's Ceremonial Office in Washington, D.C., U.S., on Monday, Dec. 13, 2021. 

Photographer: Michael Reynolds/EPA

ハリス米副大統領はウォール街やシリコンバレーの企業経営者を非公式なアドバイザーとして取り入れる姿勢を強めている。広範かつ時に難解な政策ポートフォリオへの取り組みに際し、味方を増やす狙いがありそうだ。

  ハリス氏が電話やビデオ会議、戦略会議などで意見を求めた経営者には、マイクロソフトのブラッド・スミス社長やシスコ・システムズのチャック・ロビンス最高経営責任者(CEO)、シティグループのジェーン・フレーザーCEOらが名を連ねる。

  ある経営者グループとの協議は、中米からの移民急増に対処するための企業からの12億ドル(約1400億円)規模の拠出に道を開いた。これはハリス氏が就任初年で最大の功績の一つと自認するものだ。またウォール街幹部との話し合いは、新型コロナウイルス対応で中小企業や人種的マイノリティーが経営する企業により多くの資金を分配するよう銀行に促すことにつながった。

  企業幹部らによると、ハリス氏はコロナ感染再燃やサプライチェーン問題、半導体不足など他の課題でも経営者らを引き込んでいる。

Vice President Harris Holds Conversation On Voting Rights With Election Officials
ハリス副大統領
Source: Consolidated News Photos

  こうした姿勢にはリスクも伴う。大企業幹部との密接な関係は、検察官時代のハリス氏のキャリアにすでに不満を抱く民主党支持者を遠ざけかねない。また企業経営者らは、自分たちの優先事項を政策に反映させるのにハリス氏との協議を利用している。ハリス氏が再び大統領の座を目指す場合には、それが問題となる可能性もある。

原題:

Harris Quietly Taps Wall Street, Tech CEOs for Advice on Policy(抜粋)

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