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米でゴルフ人気が右肩上がり、初心者の35%女性-用品会社の売り上げ増

  • 新規参入者の35%が女性、ジュニアゴルファーの3割が女子
  • キャロウェイゴルフは驚異的な売上高-トップゴルフ買収が理由

2020年に米国でプレーされたゴルフのラウンド数は5億ラウンド余りとなった。今年これまでに入っている数字は、21年がさらに良くなることを示している。

  米国ゴルフ財団(NGF)の暫定データによると、今年のラウンド数は昨年を最大5%上回り、新型コロナウイルス禍前の3年間(17-19年)の平均よりも約20%高くなる見通しだ。

  ゴルフ人気が引き続き高まっていることには、幾つかの要因が挙げられる。人々のスケジュールが引き続きコロナ禍前よりも柔軟になっていることや、今年の天候が良好だったこと、昨年新たにゴルフを始めた人の多くが引き続きプレーしていることだ。

  特に注目すべきなのは、新規参入者の35%が女性ということだ。今やジュニアゴルファー(18歳以下の真剣なアマチュア)全体の3割を女子が占める。

  そのため、ゴルフ用品会社の売り上げが増加していることも納得できる。「タイトリスト」と「フットジョイ」の親会社アクシネットの7ー9月(第3四半期)の純売上高は前年同期比8%増の5億2200万ドル(約600億円)となった。

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トップゴルフの施設(ラスベガス)
 

  一方、キャロウェイゴルフは第3四半期の純売上高8億5600万ドルという驚異的な数字を発表した。同社はこれについて、複合エンターテインメント施設運営大手のトップゴルフを3月に26億ドルで買収したことが理由だと説明した。

  米男子ゴルフのタイガー・ウッズのデザイン事業および自身の会社を率いるボー・ウェリング氏は、エンターテインメントとしてのゴルフという考えがビジネスに浸透しつつあると指摘。「トップゴルフはこれまでゴルフ業界に起きたことで最高のことだ」とし、「同社はゴルフクラブを一度も手にしたことがない人を取り込み、おじけづいたり恥ずかしい気持ちにさせない方法を考え出した」と述べた。

  同氏が現在取り組んでいるプロジェクトは全てトップゴルフに触発されたものだという。「食品や飲料、音楽を使ったゴルフの活性化から、短いコースや屋外のパットに至るまで、全て同じことを示唆している。それはゴルフをより身近で、やってみて楽しいスポーツにするということと、それに4、5時間も費やす必要がないということだ」と述べた。

  そして、ゴルフ人口の増加に伴い、多額の資金が関連業界に投入されている。TPGキャピタルと男子ゴルフのロリー・マキロイ(英)が設立した投資ファンド、シンフォニー・ベンチャーズは、世界最大のゴルフおよびゴルフ関連のホスピタリティー企業トルーンに戦略的投資を行った。同社は世界で620余りの拠点を所有・運営している。

Hero World Challenge - Round Three
コリン・モリカワ
 

  韓国の投資会社セントロイド・パートナーズは、人気あるゴルフクラブを製造する米テーラーメイドに19億ドルで買収した。テーラーメイドと契約するプロ選手には、マキロイやコリン・モリカワ、ダスティン・ジョンソンらがいる。 

原題:

Faster, ‘Fun-to-Do’ Golf Is Driving Record Numbers to the Game(抜粋)

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