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米ジャンク債に勢い、12月の成績はプラス約2%-利回り4%に近づく

  • 過去1年余りで最も好調、債券市場の他の大部分を上回る成績を残す
  • 来年1月の高利回り債の発行額は約300億ドルに達する見通し

米国のジャンク(投機的格付け)債は12月の月間リターンがプラス約2%となり、債券市場の他の大部分を上回る成績を残した。年明け早々の活発な起債に道を開くことになりそうだ。

  リターンがマイナス0.97%だった11月は、 2020年9月以降で最悪の月を経験したが、ブルームバーグの指数のデータによれば、12月はプラス約1.9%と過去1年余りで最も好調だった。この間の米投資適格債のリターンはマイナス0.16%とそれほど芳しくない。

  一方、過去1週間ほどで40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下したジャンク債の利回りは、今のペースが続けば9月以来で初めて4%を下回る水準を付ける見通しだ。新規発行ペースが落ちていることに加え、高利回り債ファンドへの資金流入が相場の押し上げ要因となっている。

  エンジェル・オーク・キャピタル・アドバイザーズのシニアポートフォリオマネジャー、ニコル・ハモンド氏は、12月半ば以降は起債がなく、発行市場の動きが限られるため、リスク資産を増やそうとする投資家は、流通市場での購入を余儀なくされていると指摘した。

  米レバレッジドファイナンス市場では、来年1月のジャンク債の発行額が約300億ドル(約3兆4400億円)に達すると予想されている。12月はわずか88億ドルだった。来年全体では10-15%程度減少する見込みだ。

Yields are headed for lowest levels since September
 
 

原題:U.S. Junk-Bond Rally Gathers Pace With Yields Approaching 4%(抜粋)

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