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きょうの国内市況(12月29日):株式、債券、為替市場

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●日本株反落、高値警戒感から電機や精密機器に売り-空運や陸運は高い

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  東京株式相場は反落。株価指数が12月の高値圏まで水準を切り上げ、警戒した売りが出た。米ハイテク株が下落したことを受け、日本でも電機や精密機器株が値を下げた。ただ東証1部の値上がり銘柄数は1587と値下がり銘柄の540の3倍近くとなった。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の重症化リスクは低く感染が拡大しても経済に与える影響は小さいとの見方から、業績の影響を受けやすい空運や陸運、小売りなどには買いが入った。

  • TOPIXの終値は前日比6.03ポイント(0.3%)安の1998.99
  • 日経平均株価は162円28銭(0.6%)安の2万8906円88銭

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー

  • きのう日経平均株価が2万9000円台と高値警戒感の出る水準に到達し、きょうは利益を確定する売りが出た
  • 年末年始を前に海外市場で相場が急変するリスクを回避するためポジションを軽くする投資家は多い。半面、個人投資家が売買しているマザーズ市場は活況だった。
  • 新型コロナウイルスのオミクロン株への警戒感は弱まっており、来年には経済が正常化するとみる投資家が多い。百貨店決算が好調で小売り株が上昇し、人流の活発化に期待する買いは空運や陸運株にも広がった

東証33業種

下落率上位ゴム製品、食料品、ガラス・土石製品、電機、鉱業
上昇率上位海運、空運、水産・農林、陸運、石油・石炭製品

●長めの超長期債が下落、来週の30年入札が重し-先物は横ばい

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  債券相場は長めの超長期債が下落。新発30年債利回りは1カ月ぶりの高水準となった。来週の30年債入札に対する警戒感や、米金利先高観が相場の重しになった。一方、債券先物は方向感に乏しく、横ばいだった。

  • 新発30年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)上昇の0.685%と、11月29日以来の高水準
  • 新発10年債利回りは0.055%、新発20年債利回りは0.465%と、それぞれ0.5bp低下
  • 長期国債先物3月物の終値は横ばいの151円85銭。夜間取引で底堅く推移した流れを引き継いで買いが優勢となり、151円90銭まで上昇したが、午後は上げ幅を縮小し、一時151円83銭まで下落

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 円債市場はあえて動こうという感じもないが、来週の30年債入札を警戒する声もあり、少し調整している。来週の海外金利の動向次第だ
  • 年内の米国債はポジションをある程度固めていると思われるので調整程度だろうが、年明けは雇用統計の発表も控えて売りから入ってくるのではないか
  • 2年物の米国債利回りが上昇しており、米連邦準備制度理事会(FRB)との間の金融引き締めに対する認識ギャップに対し、市場が歩み寄ってきている
  • FRBが3月に利上げをしたいと思っているのなら、FRB高官の発言がタカ派を強めるなど、年明けから動いてくる可能性が高い

●ドル・円は114円台後半、株価動向にらみながら一進一退

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円後半で推移。年末ムードが広がる中、軟調な株価を背景にクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)中心に円買い圧力がかかる場面もあったが、午後には米株価指数先物の持ち直しや日本株の下げ渋りもあり、じり高となった。

 
  • ドル・円は午後3時17分現在、前日比0.1%高の114円89銭。114円74銭から一時114円90銭まで強含み
  • オーストラリアドル・円は0.1%高の1豪ドル=83円07銭。一時は0.2%下げる場面も

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • ドル・円は115円トライに非常に慎重。年末で米債市場の商いが細ぼっているため、米金利が大きく上に振れるのは年明け以降になるとすると、ドル・円は上値が抑えられ、株式の調整局面では円買いが入りやすい
  • 目先は株をみながら水準が決まってくる感じ。基本的には114円後半中心に売り買い交錯だろう

 

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