コンテンツにスキップする

オミクロン変異株、入院の割合低い-米7日間平均はピークの半分

  • 入院患者数の7日間平均は8964人に増えたが、ピークを著しく下回る
  • 広がりやすさを考えれば入院患者数と死者の増加が続く可能性は高い

新型コロナウイルスのオミクロン変異株による米国での感染拡大は、過去の感染の波より入院に至る割合が低いとみられることが数字で示された。感染力の強いオミクロン株の症状が従来株に比べ軽度であると裏付ける新たな証拠となりそうだ。

  米疾病対策センター(CDC)のデータによれば、26日時点の新型コロナ新規感染者数の7日間平均は20万6577人と、過去最多を記録した今年1月11日を約18%下回る水準。入院患者数の7日間平均は8964人に増加したものの、1月のピーク時の半分にすぎない。

  オミクロン株にデルタ株の約2倍の感染力があると初期の研究結果は示している。米エール大学公衆衛生大学院の疫学・微生物疾患部長アルバート・コー氏は、年央に襲ったデルタ株感染の波ほど深刻でないとしても、オミクロン株の広がりやすさを考えれば、米国で入院患者数と死者数の増加が続く可能性が高いと指摘した。

  コー氏は電話取材に対し、「われわれは感染者数の指数関数的な急増を目にする一方、入院患者数と死者数の増加率はずっと低い。だが、それでも現時点で新型コロナに感染した6万5000人が入院し、既に1日当たり1500人が亡くなっている」と語った。

 

原題:Omicron Causes Fewer U.S. Hospitalizations Than Prior Waves (抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE