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きょうの国内市況(12月28日):株式、債券、為替市場

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●日本株3日ぶり反発、米景気期待や為替の円安好感-輸出中心広く上昇

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  東京株式相場は3営業日ぶりに反発した。TOPIXは16日以来2週間弱ぶりに2000の大台を回復。日経平均株価は16日以来の2万9000円台に乗せた。米国の堅調な年末商戦や金利低下を受けて投資家心理が改善した。為替の円安推移も好感され、半導体など電機、機械といった輸出関連が上昇。化学など素材株も高く、内外需銘柄に幅広く買いが入った。商いも回復し、東証1部売買代金は5営業日ぶりに2兆円を上回った。

  • TOPIXの終値は前日比27.12ポイント(1.4%)高の2005.02
  • 日経平均株価は392円70銭(1.4%)高の2万9069円16銭
  • 東証1部売買代金は概算で2兆1689億円

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 米国株が強いので、チャンスを逃すのが怖い投資家にとっては日本株も追いかけていくしかないという状況だ
  • 新型コロナウイルスのオミクロン変異株も重症化の問題が出ていないため、マーケットもあまり材料視していない
  • 米金利が不気味なほど安定しているのも買い安心感を強めている。近い将来の米利上げ回数は上振れるかもしれないが、早めの利上げで過熱が抑えられるとマーケットが先を読んでいるのだろう

東証33業種

上昇率上位精密機器、パルプ・紙、機械、化学、電機、食料品、その他金融
下落業種海運

●債券は下落、株高や超長期売り重し-取引低調で方向感乏しいとの声も

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   債券相場は下落。前日の米長期金利の低下を受けて先物の買いが先行したものの、株式相場の大幅な上昇や超長期ゾーンの売りが相場の重しになった。もっとも、年末で市場参加者が減少して取引が低調になる中、相場の方向感は乏しいとの見方も出ていた。

  • 新発30年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.68%
  • 新発40年債利回り1bp高い0.735%
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.06%
  • 長期国債先物3月物の終値は3銭安の151円85銭。朝方は買いが先行して151円95銭まで上昇したが、その後は小幅下落に転じ、午後は狭いレンジで推移
  • 日中取引の売買高は7516億円と、昨年5月以来の低水準となった前日の7365億円に続く低調さ

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 朝方から株価が大きく上昇したことや、11月の鉱工業生産指数が予想より強めだったことが相場に影響した可能性はある
  • ただ、きのうの米国債や先物の夜間取引もそれほど堅調だったわけではないので、方向感がないという評価でも良いだろう
  • 日本銀行がきのう発表した国債買い入れオペ四半期予定の据え置きに対する反応は乏しく、年内のイベントは終了
  • さすがにきょうは10年債の取引が成立したが、総じて静か

●ドル・円は114円台後半、実需主導の取引で方向感欠く

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台後半で小動き。前日海外時間の株高・原油高の流れを引き継いだものの、市場参加者が乏しい中、国内実需主導で小幅な上下動にとどまった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時9分現在、前日比ほぼ変わらずの114円87銭。114円76銭まで売りが先行した後、一時114円95銭と11月26日以来の水準まで上昇

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • ドル・円は海外時間に材料がない中で自律的に上がってきたという意味では、相場の方向性は上ということかと思う
  • きょうは114円台後半での動きが中心となりそうだが、海外時間できのうのじり高のような形で115円台を試す可能性も
  • ドル・円は115円の節目を前に戻り売りに抑えられ、それを受けて個人投資家の売りも114円95銭から115円ちょうどといった水準に目線が低下
  • 東京時間の動きも年内のスポット末日、御用納めという中で実需中心の動きにとどまっている印象
  • オミクロン変異株や中国恒大問題も克服してきた中で、それ以上の悪材料がなかなか無い、という意味でリスク環境には安心感もある
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