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日本株3日ぶり反発、米景気期待や為替の円安好感-輸出中心広く上昇

更新日時

東京株式相場は3営業日ぶりに反発した。TOPIXは16日以来2週間弱ぶりに2000の大台を回復。日経平均株価は16日以来の2万9000円台に乗せた。米国の堅調な年末商戦や金利低下を受けて投資家心理が改善した。為替の円安推移も好感され、半導体など電機、機械といった輸出関連が上昇。化学など素材株も高く、内外需銘柄に幅広く買いが入った。商いも回復し、東証1部売買代金は5営業日ぶりに2兆円を上回った。

  • TOPIXの終値は前日比27.12ポイント(1.4%)高の2005.02
  • 日経平均株価は392円70銭(1.4%)高の2万9069円16銭
  • 東証1部売買代金は概算で2兆1689億円
反発
 
 

市場関係者の見方

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 米国株が強いので、チャンスを逃すのが怖い投資家にとっては日本株も追いかけていくしかないという状況だ
  • 新型コロナウイルスのオミクロン変異株も重症化の問題が出ていないため、マーケットもあまり材料視していない
  • 米金利が不気味なほど安定しているのも買い安心感を強めている。近い将来の米利上げ回数は上振れるかもしれないが、早めの利上げで過熱が抑えられるとマーケットが先を読んでいるのだろう

野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジスト

  • 米国では米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派に傾斜しながらも実質金利は低下しており、企業業績も伸びていることから株やREITに資金が流れやすくなっている
  • 日本株も年末にかけて買い戻し優勢の展開となりやすい
  • 調整リスクがあるとすれば、来年1月にもある米企業の第4四半期決算発表後。米利上げを業績拡大で乗り切るとの市場の見立ての答え合わせになる

東証33業種

上昇率上位精密機器、パルプ・紙、機械、化学、電機、食料品、その他金融
下落業種海運

背景

  • 米S&P500種株価指数やフィラデルフィア半導体株指数は最高値-10年債利回りは2ベーシスポイント低下の1.48%
  • 鉱工業生産7.2%上昇と2カ月連続プラス、基調判断引き上げ
  • きょうのドル・円相場は1ドル=114円台後半で推移、前日の日本株終値時点は114円43銭
  • 前日の海外市況はこちらをご覧ください

 

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