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きょうの国内市況(12月27日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、国内外で変異株の感染拡大-小売りや素材に懸念売り

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  東京株式相場は続落。新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒した売りが優勢になった。米国はオミクロン変異株への新規感染者数がデルタ株感染のピーク時を上回っていると伝わり、国内では愛知県がオミクロン株の市中感染と考える事例を確認したと公表した。感染拡大の影響を受けやすい小売株が下落し、非鉄金属株などの素材も安かった。24日や27日の海外市場では休場となる取引所もあり、手掛かりが少なく商いは閑散。東証1部の売買代金は4営業日連続で2兆円を下回った。

  • TOPIXの終値は前営業日比8.88ポイント(0.5%)安の1977.90
  • 日経平均株価は106円13銭(0.4%)安の2万8676円46銭
  • 東証1部の売買代金は概算で1兆6686億円-4営業日連続で2兆円割れ

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト

  • オミクロン変異株の市中感染が国内でも発生したため、重症化リスクは低くても感染拡大の速さへの警戒感が高まり投資家が売買を手控える動きになった
  • オミクロン株の感染が広がった影響は海外の航空会社にも出て乗務員の人手不足から欠航が相次いだ。今後も物流が停滞するなど実体経済に影響が及ぶ可能性がある
  • 日本が年末年始で休場中に株式相場が急落する場合を想定すると、ポジションを一方に傾けにくい。オミクロン株の感染拡大を受けて、2019年のアップルショックのようになる恐れもある

東証33業種

下落率上位情報・通信、非鉄金属、電気・ガス、小売業、繊維製品、鉄鋼
上昇業種ゴム製品、その他金融、不動産、倉庫・運輸、海運

●債券先物は上昇、米長期金利が時間外で小幅低下-日銀オペ予定待ち

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  債券先物相場は上昇。米長期金利が時間外取引で小幅低下したことを受けて買いがやや優勢だった。この日行われた2年債入札は無難な結果だったが、相場への影響は限定的だった。夕方発表される日本銀行の国債買い入れ予定を控え現物債は閑散小動きだった。

  • 新発20年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.465%
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  • 新発10年債は午後3時時点で取引成立せず-1日を通じて不成立となれば9月13日以来
  • 長期国債先物3月物の終値は5銭高の151円88銭。朝方は横ばい圏内で推移した後、米長期金利の時間外取引での低下を背景に買いが優勢となり151円90銭まで上昇

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 先物は時間外取引での米長期金利の低下もあって買いがやや優勢。2年債入札結果は無難だったが影響は限定的だった
  • 現物債は午後5時発表の日銀の国債買い入れ予定待ちで閑散小動き
  • 国債買い入れはどちらかというと据え置き予想が多いが、減額を見込む向きも。その場合は来年4月から2年債発行額が減額されるのに合わせて1-3年が対象か
  • どちらに転んでも相場への影響は限定的だろう

2年国債入札

  • 最低落札価格は100円19銭と市場予想と一致
  • 応札倍率は4.25倍、前回は4.05倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は6厘、前回は3厘

●ドル・円は小動き、休み明け海外市場の動きを見極め-114円台前半

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   東京外国為替市場のドル・円は1ドル=114円台前半で小動き。クリスマス後の海外市場の一部が引き続き休場のため、限られた市場参加者は休み明けの展開を見極める姿勢となった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時26分現在、前週末比0.1%高の114円47銭。ここまでのレンジは114円31銭から114円48銭

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • クリスマス明けで参加者が少ない上、新たな材料に乏しい中、商いが低調でドル・円もこのままもみ合いというのがメインシナリオ
  • オミクロン変異株が急速に拡大しているが、リスク資産は大きく崩れているわけでもない。オミクロン変異株、景気回復、インフレの綱引きの中、相場そのものは底堅さを増しつつある
  • ドル・円もチャートの形状が回復し、じりじりと底値を切り上げている。クリスマス明けの相場についても、この流れが続くことが期待される
  • ただ、年末に向けたレパトリ(本国への資金還流)やリバランスにより、ドルが一時的に売られるリスクはある
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