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アップルに蘭当局が最大65億円罰金も、出会い系アプリの決済手段巡り

  • アプリ内課金以外の手段を自由に選択できない「不合理な条件」
  • アプリ外決済手段の容認を蘭当局が命令、アップルは不服申し立て

アップルはオランダの競争当局から、出会い系アプリによる他の決済手段の利用を認めるよう命じられた。従わない場合は最大5000万ユーロ(約65億円)の罰金に直面する。

  オランダの消費者・市場庁は声明で、アップルはアプリ内課金システム以外の決済手段を自由に選択できないようにし、「不合理な条件」を課していると指摘。同社は来年1月15日までに変更しなければならず、命令に従わない場合は1週間当たり500万ユーロ、計5000万ユーロを上限とする罰金を科すとした。

  アップルは命令を不服として法的な異議申し立てを行ったと電子メールで明らかにした。「出会い系アプリの開発者が顧客にサービスを届けアップストアで成功するのを支援するために多大な資源を投入してきた。欧州連合(EU)とオランダの法律の下、アップルにはこれらのアプリ開発者に提供するすべてのサービスとテクノロジーに対する手数料を請求する権利がある」としている。

  アプリ内課金以外の決済手段への顧客誘導をアプリ開発者に認めないアップルの方針を巡り、世界各地で訴訟や独禁調査が行われている。アップルは一部のアプリ内課金に最大30%の手数料を徴収しているが、同社は昨年、中小の開発者に対する手数料を減らした。

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原題:

Apple Gets Dutch Antitrust Order to Open Up App Payments (1)(抜粋)

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