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日本株は続落、国内外で変異株の感染拡大-小売りや素材に懸念売り

更新日時

東京株式相場は続落。新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒した売りが優勢になった。米国はオミクロン変異株への新規感染者数がデルタ株感染のピーク時を上回っていると伝わり、国内では愛知県がオミクロン株の市中感染と考える事例を確認したと公表した。感染拡大の影響を受けやすい小売株が下落し、非鉄金属株などの素材も安かった。24日や27日の海外市場では休場となる取引所もあり、手掛かりが少なく商いは閑散。東証1部の売買代金は4営業日連続で2兆円を下回った。

  • TOPIXの終値は前営業日比8.88ポイント(0.5%)安の1977.90
  • 日経平均株価は106円13銭(0.4%)安の2万8676円46銭
  • 東証1部の売買代金は概算で1兆6686億円-4営業日連続で2兆円割れ
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト

  • オミクロン変異株の市中感染が国内でも発生したため、重症化リスクは低くても感染拡大の速さへの警戒感が高まり投資家が売買を手控える動きになった
  • オミクロン株の感染が広がった影響は海外の航空会社にも出て乗務員の人手不足から欠航が相次いだ。今後も物流が停滞するなど実体経済に影響が及ぶ可能性がある
  • 日本が年末年始で休場中に株式相場が急落する場合を想定すると、ポジションを一方に傾けにくい。オミクロン株の感染拡大を受けて、2019年のアップルショックのようになる恐れもある

東証33業種

下落率上位情報・通信、非鉄金属、電気・ガス、小売業、繊維製品、鉄鋼
上昇業種ゴム製品、その他金融、不動産、倉庫・運輸、海運

背景

  • 新型コロナ】中国新規国内感染、1月以来最多-米航空各社2400便強欠航
  • ファウチ氏、オミクロン株への油断に警鐘-病院が患者で埋まるリスク
  • 岸田内閣支持率は4ポイント上昇の65%、不支持率26%-日経
  • ドル・円相場は1ドル=114円台半ばで推移、前営業日の日本株終値時点は114円39銭
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