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米消費者のインフレ見通し、支持政党で段違い-過去最大の開き

  • 1年先のインフレ期待は共和支持者6.8%、民主党支持者3%
  • 1980年に支持政党別の調査を開始して以降で最大の差
A customer shops in the meat aisle of a store in San Francisco.

A customer shops in the meat aisle of a store in San Francisco.

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

米国は数十年ぶりの高インフレとなっているが、消費者の短期的な物価見通しは、どの政党を支持しているかによって大きく異なっている。

Political Economy

Republicans anticipate a year-ahead inflation rate of 6.8%, over double the expected 3% rate among Democrats

Source: University of Michigan

  ミシガン大学が23日に公表した調査結果によると、共和党支持者の1年先のインフレ期待は6.8%で、民主党支持者は同3%だった。ここまで差が開いたのは、1980年に支持政党別の調査を開始して以降で初めて。無党派層の1年先のインフレ期待は4.8%となっている。

  5年先のインフレ期待は、共和支持者が4.4%、民主支持者が2.3%。

  ミシガン大消費者調査ディレクター、リチャード・カーティン氏は「年齢や所得別のインフレ期待への差はわずかでしかなかったが、インフレが家計に与える悪影響への言及については、共和支持者は民主支持者の3倍だった」と述べた。

  11月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で1982年以来の大きな伸びを示した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は14、15両日に開催した会合で、根強い高インフレへの対応を強化すべく資産購入の段階的縮小(テーパリング)の加速を決めた。

FOMC、テーパリングを2倍に加速-22年の3回利上げを示唆 (2)

  当局者は政策の判断材料としてインフレ期待を注視するが、支持政党による物価見通しの二極化は、データの解釈を難しくさせる。

原題:Americans’ Partisan Divide Over Inflation Widens to Biggest Ever(抜粋)

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