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クレディ・スイス、ソフトバンクGに文書引き渡しを要請-訴訟も準備

スイスの銀行クレディ・スイス・グループは、ソフトバンクグループに対する文書引き渡し命令を出すよう米裁判所に要請した。一方で、破綻した英金融ベンチャーのグリーンシル・キャピタルに絡む訴訟も準備している。

  カリフォルニア北部地区連邦地裁に23日提出された文書の中で、クレディ・スイスは英イングランドで計画する訴訟に備えて文書を求めていると表明。イングランドでの訴訟は「今後数週間以内に」提起する予定で、ソフトバンクGとその関連会社などを相手取る可能性があるという。

  クレディ・スイスは5月、ソフトバンクGと関係を断つ意向を示し、グリーンシルの主要な支援者である同社と距離を置いた。

  またクレディ・スイスはこの文書で、米新興建設会社カテラが保証した約4億4000万ドル(約500億円)相当の債券に投資していたと説明。カテラの主要な出資者だったソフトバンクGは「2020年遅くにカテラの債務再編を画策」し、両社はグリーンシルとともに「カテラの売掛債権を帳消しにすることで不適切に合意し、クレディ・スイスに支払われるはずの残額は免除されることになったとされる」と主張した。その代わり、グリーンシルがカテラ関連企業の株式を受け取ったという。

  この文書の内容については、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先に報じた。

  ソフトバンクGに東京の営業時間外にコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。クレディ・スイスの米国の担当者には祝日に電子メールで問い合わせをしたが、現時点で返信はない。

原題:

Credit Suisse Seeks SoftBank Subpoena as It Readies U.K. Suit(抜粋)

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