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ウォルマートにも飛び火か、新疆ウイグル人権巡る中国国内の反発

  • 「サムズクラブ」で新疆産品が排除されたとの主張が微博で拡散
  • 新疆産品がサムズクラブでこれまで販売されていたかどうかは不明

ウォルマートが中国で展開する会員制食料品チェーンから新疆ウイグル自治区の産品が排除されたとの批判が中国のソーシャルメディアで広がり、同社が人権問題を巡る米中間の対立に巻き込まれる可能性が出てきた。

  中国版ツイッターとも呼ばれる微博(ウェイボ)では24日、小売り世界最大手のウォルマートが運営する「サムズクラブ」のアプリで「新疆」という言葉で検索しても何も出てこないことを示すスクリーンショットが拡散された。微博のユーザーはサムズクラブで以前は新疆産のリンゴなどを買ったことがあり、ウォルマートが新疆産品を在庫から除外したと主張している。

  米国では23日、バイデン大統領の署名を受けウイグル強制労働防止法が成立したばかり。同法は強制労働で生産されたものではないと企業が証明できる場合を除き、新疆ウイグル自治区からの産品輸入を禁止するというもので、中国では反発が広がっている。

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  同自治区から調達した産品がサムズクラブでこれまで販売されていたかどうかは不明。中国と米国にいるウォルマートの担当者にコメントを求めたが返答はなかった。

  この問題は24日午後時点で微博のトップトレンド入りしており、閲覧数は1億7000万回を突破、1万を超える投稿がなされている。ウォルマートは現在、中国でサムズクラブを30店余り展開。2028年までに100店舗に増やす計画だ。

原題:Walmart Blasted by Chinese Consumers Over Missing Xinjiang Items(抜粋)

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