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きょうの国内市況(12月24日):株式、債券、為替市場

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●日本株4日ぶり反落、オミクロン株の市中感染を警戒-陸運や保険安い

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   東京株式相場は小幅安となり、4日ぶりに反落。買い優勢で始まったものの、前日まで連日で上昇したため勢いは続かなかった。午後に東京都でオミクロン変異株の市中感染が出た可能性が高いと伝わり、日経平均株価は下げに転じた。感染が拡大すると業績に悪影響が出やすい陸運や空運株が安い。24日は海外市場の多くが休場になるため薄商いとなり、東証1部の売買代金は3日連続で2兆円を下回った。

  • TOPIXの終値は前日比2.65ポイント(0.1%)安の1986.78
  • 日経平均株価は15円78銭(0.1%)安の2万8782円59銭
  • 東証1部の売買代金は概算で1兆6166億円、昨年12月25日以来の低水準

東洋証券の大塚竜太ストラテジスト

  • 日経平均が下落に転じたのは、東京都で初めてオミクロン変異株の市中感染が伝わり嫌気した売りが出たのに加えて、週末を控えたポジション調整目的の売りも出たようだ
  • ただ株式相場への影響は限定的だ。感染拡大が続けば行動制限の懸念もあるが、重症化するリスクは低く、投資家は深刻には受け止めていない

東証33業種

下落率上位保険、陸運、電気・ガス、その他金融、情報・通信
上昇率上位機械、ガラス・土石製品、電機、精密機器、非鉄金属、金属製品

●債券は下落、欧米金利上昇が重し-国債発行計画への反応は限定的

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  債券相場は下落。海外市場で欧米の長期金利が上昇したことが相場の重しになった。一方、来年度の国債発行計画で10年債や40年債の増発が発表されたが、織り込み済みとして相場の反応は限られた。

  • 新発20年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.47%
  • 新発40年債利回り0.5bp高い0.725%、一時0.73%
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.06%
  • 長期国債先物3月物の終値は4銭安の151円83銭。前日の米長期金利上昇の流れを引き継いで売りが先行し、151円81銭まで下落。一時151円89銭に上昇する場面も見られたが、上値の重い展開が続いた

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 相場の上値は重く、海外金利の上昇は重し。海外では新型コロナウイルスのオミクロン株に対する楽観的な見方を背景とした流れがまだ続いている感じだ
  • このところ欧州金利の上昇が目立つが、米長期金利は1.5%を上回っておらず、クリスマス休暇前の持ち高調整だった可能性もある
  • 先行きはまだ不透明で、海外投資家のリスク回避的な買いも続くとみれば、超長期債利回りが上昇した場面では買いが入る
  • 市場参加者が少なく、相場は振れやすい。このよう不安定な状況では、日本銀行は四半期末の国債買い入れオペの金額を維持するのではないか

来年度の国債発行計画

  • 来年度国債市中発行198.6兆円に減少-2年減額、10年と40年増額

●ドル・円は114円前半中心、1カ月ぶり高値更新後は方向感乏しい

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半中心に推移した。実需の買いなどで仲値にかけて1カ月ぶり高値を更新したが、クリスマスイブでホリデームードが広がる中、その後は持ち高調整中心の方向感に乏しい展開となった。リスク感応度の高いオーストラリアドルは上昇が一服し、軟調に推移した。

 
  • ドル・円は午後3時20分現在、前日比変わらずの114円41銭。仲値にかけて114円51銭まで強含み、その後114円30銭までじり安になる場面も
  • 豪ドル・ドルは0.1%安の1豪ドル=0.7234ドル。豪ドル・円は0.1%安の1豪ドル=82円76銭
    • 前日にはそれぞれ0.7252ドル、82円99銭と11月下旬以来の水準まで上昇

マネーパートナーズの武市佳史チーフアナリスト

  • 流動性が乏しいので、ファンダメンタルズで動いていない。新規のポジションは全く入っていない状況だと思うので、動くとすればポジション調整しかない。豪ドルなどはきのう上がった分の調整が入っている
  • センチメントは揺れ動きやすい。今の段階でいくならかなり改善しているという言い方になるが、クリスマスが終わり流動性が戻り出したときにそのままかは分からない。心理的にポジションは落としておきたいと考えるのが自然
  • オミクロン株については、現時点で数値として出ているのは感染が爆発しているという状況だけなので、そこを全く無視する状況にはならない
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