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Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg
Cojp

東京で初のオミクロン株市中感染、検査体制強化が重要と小池知事

更新日時
  • 感染者は海外渡航歴がない勤務医で、都内の病院に入院中
  • 国内では大阪府や京都府でも市中感染が確認されている

東京都は24日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染者が4人判明し、そのうち1人は市中感染になると発表した。都内で市中感染が確認されるのは初めて。

  小池百合子知事は会見で、感染者の1人は海外渡航歴がなく、感染経路が不明な「いわゆる市中感染になる」と説明した。この患者は都内のクリニックに勤める医師で、コロナ検査で陽性が判明して以降は都内の病院に入院している。知事は「検査体制を強化して早期の診療、隔離につなげることが改めて重要なことを認識しなければならない」と語った。

  政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は23日の会見で、「オミクロン株が面的に広がっているとは考えていないが、複数のスポットで既に感染が始まっているのではないか」との警戒感を示していた。市中感染が始まると「急速に感染拡大する可能性がある」とも語っていた。

  大阪府では22日、海外への渡航歴がない家族3人がオミクロン株に感染したことが分かり、吉村洋文知事は市中感染に当たると述べ、国内初の市中感染を確認した。23日には京都府でも市中感染が判明した。

  岸田文雄首相は24日、年末年始の過ごし方について「帰省や旅行はオミクロン株の動向を踏まえ、慎重に検討していただくようお願いする」と記者団に語った。自身も年末に地元の広島に帰省する予定だったが、取りやめるという。

(岸田首相のコメントを追加しました)
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