コンテンツにスキップする

三菱UFJ証新社長に小林専務、米モルガンSの知見さらに活用

更新日時
  • 来年4月1日就任、三菱UFJモルガン・スタンレー証券社長も兼務
  • 小林氏は提携を担当し「モルガンSのことは何でも知っている」

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ証券ホールディングス(HD)は24日、次期社長に小林真専務執行役員が昇格するトップ人事を決めたと発表した。荒木三郎社長は取締役会長に就く。ともに2022年4月1日付。

Financial Institutions in Japan As Libor Expiry Looms
三菱UFJ証券HDの本社(都内)
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  

  小林氏は、三菱UFJ証券HDの子会社で、米モルガン・スタンレーとの合弁会社である三菱UFJモルガン・スタンレー証券の社長も兼務する。同日、都内で会見した小林氏は「モルガンSの知見、ネットワークをより活用する仕方はある」として、「米国で成功したモデルを日本でも使える」と指摘。モルガンSとの連携を強化する考えを示した。

  小林氏は09年、MUFGでアライアンス戦略室長に就任し、モルガンSとの提携を担当。会見に同席した荒木社長は「モルガンSのことは何でも知っている」と評価する。

  荒木氏は18年4月から三菱UFJ証券HD、三菱モルガンの社長をそれぞれ務めている。三菱モルガンでは副会長に就任する。「課題は国内リテールの業容。他社に比べて見劣りし、そのギャップを埋めてもらいたい」と次期社長に託した。

  また、荒木氏は米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引とみられる「海外での大きな損失事案」についても言及し、リスク管理は喫緊の課題と述べた上で、「その強化をしっかりやってもらいたい」とも強調した。

●小林真(こばやし・まこと)氏:1985年早大商卒、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行、シンジケーション部長やストラクチャードファイナンス部長などを経て、2011年執行役員、15年常務執行役員、18年三菱UFJ証券HD常務執行役員、20年から同取締役専務執行役員。59歳。

(記者会見の内容を追加して記事を更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE