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米クロックス株急落、カジュアル靴のヘイデュードを2860億円で買収へ

  • 買収はクロックスの売上高の伸びと利益を直ちに押し上げる見込み
  • ヘイデュードは10代の間で人気が上昇しているとパイパー
Crocs Inc. footwear.
Crocs Inc. footwear. Photographer: Victor J. Blue

23日の米株式市場でカジュアル靴メーカー、米クロックスの株価が1年8カ月ぶりの大幅下落となった。同社は高成長を遂げているユニークな靴の分野を強化する取り組みで、同業ヘイデュードを25億ドル(2860億円)で買収する合意に達した。

  同日の発表文によると、買収金額の内訳は現金20億5000万ドルとヘイデュードの創業者アレッサンドロ・ロサーノ氏に発行される4億5000万ドル相当のクロックス株。クロックスは今回の買収が同社の売上高の伸びと利益を直ちに押し上げる見込みだとし、統合後の事業で「大幅な」フリーキャッシュフローも創出されると説明した。  

  クロックスの株価終値は12%安の123.53ドル。2020年4月以来の大幅な下落率を記録した。ヘイデュードが手掛ける靴は男性や女性、子供向けの軽量カジュアル靴・サンダルで、大半の製品価格は80ドル未満。買収された後も独立した部門として運営される。

  パイパー・サンドラーのエリン・マーフィー氏は投資家向けリポートで「株価に情報が適切に織り込まれていない」とし、投資家はヘイデュードのブランドになじみがないと見受けられ、クロックスが自社見通しを維持しないと懸念していると指摘。パイパーの調査で「ヘイデュードは10代に人気のある靴ブランドでこの秋に8位と、2年前の54位から上昇した」と説明した。

原題:

Crocs Drops Most in 20 Months on $2.5 Billion Heydude Deal (2)(抜粋)

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