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Photographer: Moe Zoyari/Bloomberg
Cojp

トルコ、水面下でリラ買い介入か-対外純資産の急減が示唆

  • 通貨防衛策が発表された今週初めに対外純資産6750億円減少
  • 2年前にも同様のオペレーションで裏口介入

トルコのエルドアン大統領が通貨リラを支える計画を公表した今週初め、同国の対外純資産は59億ドル(約6750億円)減少した。当局が水面下で外国為替市場への介入を行った可能性を示している。

  政府は介入を否定しているが、対外純資産の急激な落ち込みは、2年余り前にも行われたオペレーションと同様の裏口介入が実施されたことをおそらく示唆している。当時は国営金融機関がリラを支えるためにドルを売った。

  ブルームバーグが金融当局の日々のバランスシートを基に試算したところ、先週17日時点で対外純資産は8億1700万ドルだったが、今週21日にはマイナス51億ドルと純負債に転落した。

  トルコの対外純資産の変化については英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先に報じていた。

Waning Assets

Turkey's net foreign assets dropped to negative in this week

Turkey Central Bank, Bloomberg

  エルドアン大統領は20日、急落するリラを支えるため一連の緊急措置を打ち出した。その時点でリラは対ドルで年初から50%余り下落していたが、大統領の発言後の同日に一時25%急伸。1983年以来最大の上げを記録した。今週は対ドルで40%余り上げている。

トルコの「見えない利上げ」、財政を犠牲にエルドアン氏の時間稼ぎか

原題:

Turkey’s Missing Billions Signal Unannounced Lira Intervention(抜粋)

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